高橋優、主人公がホームレスにまで転落してしまう映画『東京難民』の主題歌書き下ろす

2013.09.06

解禁となった『東京難民』ポスタービジュアル
(C) 2014『東京難民』製作委員会

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2014年2月に公開される映画『東京難民』のポスタービジュアルが解禁となり、主題歌は『桐島、部活辞めるってよ』の主題歌「陽はまた昇る」で注目を集めたシンガーソングライターの高橋優が本作のために書き下ろした「旅人」になることがわかった。

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本作は、どこにでもいる普通の大学生の時枝修が、父親が借金を抱えて失踪してしまったことを皮切りに、授業料の未払いで大学を除籍され、アパートを追い出され、ネットカフェに泊まりながら日払いのバイトで食いつなぐようになり、騙されて入ったホストクラブなどを経て、ついにはホームレスにまで転落してしまう姿を描いた衝撃作。格差社会のゆがみの中でもがく若者たちの、リアルな姿が綴られていく。

主人公の時枝修には中村蒼。ホストになった修に入れ込み、人生を踏み外していく看護師の北条茜を大塚千弘が演じるほか、劇団EXILEの青柳翔、山本美月、中尾明慶、金子ノブアキといった個性的な俳優陣が脇を固め、『半落ち』『ツレがうつになりまして。』などの佐々部清監督がメガホンをとる。

主題歌を手がける高橋は東京に住んで6年になるそうで「6年住んでも未だ、あのスクランブル交差点を行き交う人たちは何処へ向かっているんだろう？と見入ってしまう自分がおります。それぞれに事情を抱えて目指すべき場所があるのだろうけれど、なかにはただ彷徨っているだけの人もいるかもしれない。最終的には、何処へ帰っていくのでしょう」と疑問を投げかけると、「あの人たちにとって、自分にとって、今居るこの街はどんな場所なのでしょう。『東京難民』を見ながらそんなことを考えさせられました。その疑問と、自分なりの考えをしたためるように『旅人』という曲を書きました」と楽曲に込めた思いを綴っている。