映画『ダイアナ』のロンドンプレミアが現地時間9月5日にオデオン・レスター・スクエアで行われ、主人公のダイアナ役を演じたナオミ・ワッツ、恋人の医師役を演じたナヴィーン・アンドリュース、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督らと共に、日本語吹替版でダイアナ役の声を担当した米倉涼子が登場した。
米倉と対面したナオミは、「とても美しい人でお会いできて嬉しい。あなたもダイアナ妃を演じられるわ」と印象を語り、監督も「王室の雰囲気があるよね」とべた褒め。その和やかな雰囲気に米倉も「2人とも、気さくな方で安心しました」と打ち解けた様子。
また、劇中でダイアナが“メスライオン”と呼ばれていることについて、米倉が「メスライオンって呼ばれたことありますか? 私はあるんですけど……」と切り出すと、ナオミは呼ばれたことがない様子。そのやり取りを見ていた監督がナオミに「僕がいつか“メスライオン”って呼んであげるよ」と話しかけ、その場を和ませていた。
この日はレッドカーペットが敷き詰められ、大勢のファンが詰めかけるなかイベントがスタート。「ロンドンのレッドカーペットは初めてなので楽しみです」と話していた米倉は、エミリオ・プッチのプリーツが印象的な白いロングドレスにジミーチュウの靴、総額約1000万円のカルティエのアクセサリーに身を包み登場。さっそうと歩く姿に、100人近く集まったカメラマンが一斉にシャッターを切り、米倉も笑顔で応えていた。
続いて登場したワッツは、ヴェルサーチのロングドレスにショパールのジュエリーという映画にちなんだブランドを身につけて登場。世界一有名な女性を演じただけに「初めてロンドンで披露するから、とってもナーヴァスになっているの」と緊張している様子ながらも、「ダイアナはとても知的で思いやりがある女性。強い精神とカリスマ性と優雅さを持ち合わせていた素敵な女性だわ」とダイアナへの敬意を交えながら話していた。
『ダイアナ』は10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほかにて全国公開となる。
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