映画『ビザンチウム』の宣伝リーダーを松本伊代がつとめることになり、その就任イベントが9月19日にキリストンカフェ東京で行われた。
本作は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』から20年ぶりにニール・ジョーダン監督がヴァンパイア映画に挑んだ意欲作。切なく、儚く、美しい美少女ヴァンパイアの哀しき運命が胸打つ作品で、主人公が永遠に16歳の姿のまま生きる少女であることから、デビュー曲「センチメンタル・ジャーニー」で「伊代はまだ16だから〜」と歌った松本に宣伝リーダーの白羽の矢が立った。
「センチメンタル・ジャーニー」を歌いながら登場した松本は「16歳つながりということで、このようなステキな映画の宣伝をさせていただきありがたく思っています」と挨拶。
映画については「ヴァンパイアのお話なので、グロテスクな映画かと思いきや、人間ドラマに近い感じ。ハラハラ・ドキドキで好きなドラマでした。ちょっと怖いところも最初はあったけど、それよりも少女に吸血鬼としての心の痛みがあって、可哀相なところもあったり、共感する部分もあって楽しく見させていただきました」と語った。
また、“永遠の16歳”として若さを保つ秘訣を聞かれると「秘訣はないですよ、逆に教えて貰いたいくらい」と答え、それでも「疲れやすいのでよくマッサージに行ったりしてます。最近は汗をかいて新陳代謝をよくするためにマグマスパに行ったり。いろんなところから汗が出て気持ちいいんですよ」と教えてくれた。
一方、自身がデビューしたばかりの頃である1982年のアイドル黄金期当時、壮絶なライバル関係はあったかという質問には「ないですね。みんな仲良しで、一切ケンカとかもなく、今でも仲がいい」と回答。「よく会うのは早見優ちゃんと堀ちえみちゃん。一緒にお仕事をする機会も食事する機会も多いですね」と続けた。
その後、囲み取材が行われ、昨日(9月18日)行われたAKB48じゃんけん大会で16歳の松井珠理奈が優勝したことに絡め、16歳アイドルへの心得を聞かれると、「今の16歳を思いっきり楽しんで、いつかは年をとるということを心してかかってほしいですね(笑)」とアドバイスをしていた。
『ビザンチウム』は9月20日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開となる。
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