ハリウッドの新“わがまま女王”誕生!?

男性と女性2人の三角関係を描いたウディ・アレンの新作“Vicky Christina Barcelona”が、カンヌ国際映画祭で特別上映された。

主演はハビエル・バルデム、スカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルスの3人だが、バルデムは家庭の事情を理由に、ヨハンソンはスケジュールの都合を理由に映画祭を欠席し、プロモーションに一役かったのはペネロペのみ。ハビエルの“家庭の事情”ついてはプレスも言及しなかったが、元々予定されていたヨハンソンの欠席の裏には、映画会社もお手上げした女王様ぶりがあったとの噂が流れた。

なんでも、出席の条件として彼女がまず挙げたのが、カンヌ市内から離れたホテルでの滞在(ウディ・アレンもペネロペも市内のホテルでの宿泊に合意)と、1日のギャラが7,800ドル(!)のお付きメイクアップアーティストの同行。とんでもない要求だが、一説では要求は受け入れられていたという。
けれど、ヨハンソンが映画祭直前にライアン・レイノルズとの婚約を発表して話題をさらってしまったことにウディ・アレンが腹を立て、彼女の出席を映画会社にあきらめさせたとも……。

一方、映画は好評で、10分にもおよぶスタンディングオベイションを受けたことで全ては丸く収まった!?