岡田准一主演『ヘルドッグス』松岡茉優が刺激大好きの愛人役にチャレンジ「私も憧れてしまうような女性」

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ヘルドッグス
(C)2022「ヘルドッグス」製作委員会

俳優の岡田准一が主演を務める新作映画『ヘルドッグス』に松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶが出演することが明らかになった。

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松岡茉優、艶っぽさと怪しさ兼ね備えた愛人に

本作は、主演の岡田、監督・脚本・原田眞人が『関ヶ原』(17年)、『燃えよ剣』(21)に続いてタッグを組んだノンストップ・クライム・エンターテイメント。正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(かねたか・しょうご/岡田)と室岡秀喜(むろおか・ひでき/坂口健太郎)が関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションに挑む様を描く。

今回松岡が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組(とうしょうかい・こうずぐみ)のボスの愛人で、刺激大好きで挑発的なグリーンヘアの女・吉佐恵美裏(きさ・えみり)。北村は兼高と室岡のボスで、東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」の1人、任侠100%の人情組長である土岐勉(とき・つとむ)に扮する。そして大竹は、東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係の衣笠典子(きぬがさ・のりこ)を熱演する。

出演にあたって松岡は「台本を読んだ時に、私が平成生まれで、女性だからこそ、今の新しい価値観の子たちが見たときにギャップを感じない、さらに共感を得るキャラクターにできたらいいなと思いました。恵美裏は魅力的で頭が良くて、私も憧れてしまうような女性です」と語っている。

また、これまでの松岡のイメージとは違い、艶っぽさと怪しさをあわせもった恵美裏のビジュアルについて「赤いリップを引きたいと思ったんです。口紅が赤なら髪は補色の緑だと、ちょっと目で追っちゃう色合いだなと思って。赤の補色であれば、最初は青ということも考えましたが、ゆっくり青緑になっていき、最終的に緑の髪色になりました」とこだわりも明かした。

北村が演じる土岐は全身に龍の和彫りの刺青を入れ、ヴィンテージのバーバーチェアで行う散髪タイムを大事にする兼高の親父。北村は「最初に脚本を読んだ時はハードボイルド、男の世界の話なんだと思いました。自分にとっても本当に久しぶりで、少し懐かしいなと思いながら読ませていただいて。その中で土岐という、人間性が結構かっこよかったりする、筋が通っていて、非常に魅力的な役だなと思いました」と土岐について話している。

大竹が演じる潜入捜査の連絡員でありマッサージ師の典子は、警察と兼高を繋ぐ重要な役割を担いながら、東鞘会にもマッサージ師として出入りをしている謎の存在。本作で原田組へは初参加となるが「撮影は緊張感があり、映画を撮ってるんだなって実感することができました」と語り、久しぶりの共演となる岡田については「岡田さんは全然変わらず、初めてご一緒した当時に戻ったみたいで楽しかったです。『全く変わってないね』と話したら、私も変わってないと言われて、撮影の合間は色々な思い出話に花を咲かせました」と再会を喜んだ。

『ヘルドッグス』は9月16日より全国公開。