映画『TOKYO!』─東京での撮影にミシェル・ゴンドリー監督もご満悦!?
7月30日(水)に映画『TOKYO!』のミシェル・ゴンドリー監督(『エターナル・サンシャイン』など)と原作・共同脚本のガブリエル・ベルが、2人揃って都内で記者会見にのぞんだ。
デジカメ片手に登場したゴンドリー監督。「キャスティングは(ガブリエルと)2人で決めた」と話す監督は、主役を演じた藤谷文子と加瀬亮について、「藤谷さんは、はじめて会ってすぐに、彼女がこの役であると確信した。加瀬さんは、ほかの方が色あせてみえた」と絶賛。
一方、日本での撮影については「公的機関の融通が利かなくて、日本での撮影は難しいと聞いていたけど、創造力のあるプロデューサーとスタッフが、そうした印象を変えてくれた。しかも、アメリカと違って組合などがあるわけではないので、監督としてはクレイジーな時間まで撮影を続けることができた。まるで1940年代のアメリカの監督のようだったよ」と、1日にたくさんのシーンを撮影できたことに、ご満悦な様子。
なお、『TOKYO!』は、ゴンドリー監督とフランスのレオス・カラックス監督、韓国のポン・ジュノ監督の3人が、東京を舞台にしてメガホンを取った3部作映画。8月16日(土)よりシネマライズ、シネ・リーブル池袋にて世界に先駆け公開予定だ。
(写真左:原作・共同脚本のガブリエル・ベル/同右:ミシェル・ゴンドリー監督)
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