ハンサムな谷原章介とブサイクな塚地武雅が舞台挨拶!

“着るだけでハンサムになれる”というスーツを手に入れたブサイク男のドリームライフを描いた『ハンサム★スーツ』の舞台挨拶が行われ、英勉監督、脚本を担当した放送作家・鈴木おさむ、キャストの谷原章介、塚地武雅(ドランクドラゴン)、北川景子、大島美幸(森三中)が登壇し、映画について語った。

ブサイク男を演じた塚地は、「ブサイク中のブサイクをスクリーンで楽しんで下さい」と少々やけくそ気味? その塚地扮する主人公が夢のスーツを着用後のスーパーハンサムを演じたのが谷原章介。「塚地さんと僕と2人で主演。どういう状況に置かれても粋に対応できるのが格好いい男なのですが、塚地さんの行動はとてもハンサム。現場でのたたずまいが格好いいんです」と共演者を褒め称えた。

北川曰く「和気あいあいとした現場」だったそうだが、「現場ではふざけてばかりでした」と谷原。

もしもハンサムなルックスだったら──という質問をされた塚地は、「ナンパして成功したい! 学生時代度胸試しにナンパしたことがあるんですけど、『ちょっと……』と言いかけただけで、『ダメダメダメ!』と言われたことがあるんです」と告白。それを聞いた谷原は、「ナンパしたことないですよ。向こうから好きになってナンパしてくれますから」とニンマリしていた。

「女優の大島です」と挨拶した大島は、キュートなブサイク役として登場。女性として、谷原と塚地とどちらを選ぶかと聞かれ、「光山(谷原の役名)!」と即答していた。「塚地さんは私と似ているので鏡を見ているようだから。谷原さんの方を、遺伝子が欲している」とのこと。

大島の夫で脚本家の鈴木は「結婚6年目なのですが、ブスと一緒に暮らし、いろいろ教えられたからこそ書けた脚本です」と話していた。

『ハンサム★スーツ』公式サイト
(11月1日より全国公開)

(写真:左から英勉監督、北川景子、谷原章介、塚地武雅、大島美幸、鈴木おさむ)