クドカンの代表作を映画化。浅野忠信、真木よう子ら豪華キャストが撮影の意気込みを語った!
俳優としても活躍する人気脚本家・宮藤官九郎が、2005年に岸田國士戯曲賞を受賞した舞台「鈍獣」が、浅野忠信、北村一輝、真木よう子、佐津川愛美、南野陽子、ユースケ・サンタマリアらの豪華共演で映画化される。監督は、数々のCM賞を受賞した気鋭の映像作家・細野ひで晃。クランクインは8月1日で、9月上旬のクランクアップに向け、現在“苦しい”撮影が続いている。
主演で凸やん役の浅野忠信は、「豪華キャストに囲まれて、楽しく現場を過ごさせてもらっています。今撮影している歌舞伎町のバーという場所柄もあって、設定的にも、置かれている状況的にも狂っている状況。ちょうど良いかなと思っています。この先も(撮影が)苦しくて、自分の役が普通ではないので、それをきちっと最後までつかんで、この苦しみが良い方向へ向かうように頑張りたいです」とコメント。
「私の役はこの世界観から離れていて、ちょっと横から入って来て物語が始まるというストーリーテラー的な役」という静を演じる真木よう子は、「つかず離れずという感じで、みなさんと楽しくやっていきたいと思っています。今のところは、一番大変なスーパーヘビーという過酷な現場をお休みしていて経験していないんですけど、見たところ、みなさんすごく和やかにされているので、良い現場だと思います」と話す。
キャストの中では一番年下だという佐津川愛美は、「撮影は大変だけど、スタッフのみなさんにも支えてもらっていて、楽しいです。とにかくウザい女を目指して今は頑張っています。みんな結構キャラが強かったりするんですけど、仲良く、遅れないように足を引っ張らないように頑張りたいと思います」と意気込みを語っていた。
おかしな大人たちが、おとぎの国のような町で繰り広げるファンタジック・ミステリー『鈍獣』は、2009年、シネクイントほかにて全国公開予定。
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