『有閑倶楽部』などのドラマの原作者としても知られる人気マンガ家一条ゆかり。彼女のマンガ家デビュー40周年を記念して、連載中のコミック『プライド』が、一条作品としては初の映画化。来年1月17日の劇場公開に先駆け、12月26日に都内で舞台挨拶つき試写会が開催され、監督の金子修介と主演のステファニーが登壇した。
これまでに『デスノート』など、いくつものコミックを映画化してきた金子監督は、「コミックの映画化で難しい点は、読者が厳しいこと。『デスノート』のときも、絶対原作を変えてくれるなと言われた」と振り返り、「今回も大御所、一条ゆかりの原作ということで、かなり緊張した」と明かす。
『プライド』はオペラの世界を舞台に、今は亡き有名オペラ歌手を母に持ち、裕福な家に育った史緒と、貧しい家庭で育ち、バイトに励みながらオペラ歌手を目指す萌という、生まれも育ちも異なる2人の女性が、壮絶なバトルを繰り広げつつ成長していくドラマ。それだけに、史緒役を演じたステファニーは、萌役を演じた満島ひかりとの共演について、「緊張感があった。私が演じる史緒が強気に出るシーンでは、撮影後に『今のシーン、すごくムカツク』と言われて嬉しかった」と撮影裏話を披露。
一方、これまでに『ゴジラ』や『ガメラ』といった怪獣映画を何本も撮ってきた金子監督も、「2人のバトルシーンは怪獣映画の要領で描いた」と話し、来ていた観客の笑いを誘う。
この日は舞台挨拶後に、ステファニーが本作の主題歌「プライド 〜A Part of Me〜 feat.SRM」(1月14日SMEレコーズより発売)を熱唱するミニライブつき。昨年のレコード大賞新人賞に輝いたステファニーは、トレードマークのミニスカートに生足姿。司会者から「劇中でもミニスカートで歌うシーンがありますよね」と聞かれると、「史緒はお嬢様なので、それまでは完璧なお嬢様ルックで登場していたが、歌うシーンでは少しステファニーらしさも出してみようということで、監督と考え、ミニスカートに挑戦した」という。
その後は5オクターブの歌声を持つステファニーの生歌が会場中にこだま。ミニスカートも観客の視線を釘付けにしつつ、イベントは終了した。
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