大ヒット上映中の映画『赤い糸』。その舞台挨拶が、1月10日に新宿ピカデリーで行われ、早朝にもかかわらず押しかけた観客を前に、劇中と同じ制服姿で主演の南沢奈央と溝端淳平が登壇した。
お正月に『赤い糸』を劇場で見たという南沢が、「まわりのお客さんがここで泣くんだというのが、すごくよくわかって良かった」と話すと、姉がこの映画を見たという溝端は「自分の弟だからあんまり感情移入が出来ないけど泣いたと姉が言ってました。『どないやねん!』って感じなんですけど」と笑いを誘う。
『赤い糸』はドラマと映画が連動していることも話題の作品。まだ続いているというドラマの撮影について聞かれると、「クラスメートみたいな感じで本当に仲がいい。真剣なところは真剣ですけどシリアスな場面も多いので、最初の頃よりよい意味で本音で言い合えるようになりました」と溝端が応える。一方の南沢も、「みんなといるとホッとします。現場ですごくリラックスでき、休憩時間も楽しいので、毎日現場に行くのが楽しみですね」とコメントするなど、同世代の出演者が揃った現場は、本当の学校のようであることを伺わせる。
この後、2人は書き初めに挑戦し、大きな看板に筆で「2009年も赤い糸」と書き入れた。さらに、『赤い糸』の主題歌を観客と一緒に合唱する一幕もあり、笑顔の中で舞台挨拶は終了した。
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