4月8日に全国公開された阿部寛主演、北村匠海、薬師丸ひろ子、杏、安田顕共演の映画『とんび』より、仲むつまじい家族写真が5枚解禁された。
世代や血のつながり超えた無償の愛感じる家族写真
本作の舞台は昭和37年。瀬戸内海に面した備後市で運送業者として働くヤス（阿部）は、今日も元気にオート三輪を暴走させていた。愛妻・美佐子（麻生久美子）の妊娠に嬉しさを隠せず、姉貴分のたえ子（薬師丸ひろ子）や幼なじみの照雲（安田顕）に茶化される日々。幼い頃に両親と離別したヤスにとって家庭を築けることは最上の幸せだったが、美佐子は事故死。父子2人は、町の人々に支えられながら生きていく。
今回、本作の公開を記念して解禁されたのは、4枚の家族写真。その中の1枚に映されるのは、幼少期のアキラが愛する母・美佐子（麻生）に抱きしめられ、幸せそうに笑っている様子。母・美佐子はアキラの事を海のように深く愛し、父・ヤス（阿部）も美佐子が息子に注いだように、真っ直ぐにアキラを愛した。
そして、2人の愛を受けて立派に成長したアキラは、同じ出版社に勤めるシングルマザーの由美（杏）と結婚する。由美の連れ子である健介と、アキラと由美の間に授かった娘・美月の2人の子供たちに、アキラは母と父に受けた以上の愛情を注いだ。写真では、由美と息子の健介が仲むつまじくピクニックをする様子や、ヤスが孫の健介を嬉しそうに肩車をしている様子。そして、ヤスとアキラと由美、健介と美月の三世代の家族が勢揃いした写真からは、世代や血のつながりなどを超えた無償の愛をお互いに向けている様子が手に取れるようにわかる。
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