3泊4日の来日中もブランジェリーナのチームプレーはバッチリ！

2009.02.05

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『ベンジャミン・バトン数奇な人生』ジャパンプレミアにて。左からアンジェリーナ・ジョリー、デヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット

アンジェリーナ・ジョリーと6人の子どもと共に、1月27日の夜、成田に到着したブラッド・ピット。翌28日にデヴィッド・フィンチャー監督と共にのぞんだ『ベンジャミン・バトン数奇な人生』の記者会見でブラピは、「家族で楽しめる場所はある？」と記者たちに逆質問し、京都、キディランド、明治神宮などの観光スポットを教えてもらっていたが、キディランドには28日と30日の2度も訪れたようだ。

記者会見では、映画のテーマでもある“愛の本質”についてもコメントしたブラピ。「愛には必ず終わりが来ます。別離のほかに、死による別れもありますが、それは自然の結末。だから、愛が続いている間は、2人の関係を楽しむことが重要だと思います。別れが来たときに絶望的にしがみつくのではなく、価値を認めて受け止めていくことが必要」と、真摯に語っていた。だが、『セブン』（95）『ファイト・クラブ』（99）に続き本作でもタッグを組んだデヴィッド・フィンチャー監督との別れは「永遠に来ません」とキッパリ。「この後、3本映画を作る予定なので、長いつき合いになります。そして、3本目を撮り終えたら、絶望から4本目を作ります」と話していた。

『ベンジャミン・バトン〜』は、80歳で生まれ、歳をとるごとに若返っていく男のドラマティックな人生を描いた作品だが、今後、自分の身にドラマティックなことが起こる予感はあるかという質問には、「6人の子どもがいるので、これ以上ドラマティックなことはないんじゃないでしょうか」とブラピ。監督は、「ブラッド・ピットと映画を作ることができて十分ドラマティックだったので、今はなにもありません」と笑顔を見せた。

29日には同作品のジャパンプレミアに出席。アンジェリーナ・ジョリーと共にレッドカーペットを歩き、2000人ものファンの熱い歓声を浴びた。

30日はアンジーが、自身の主演作『チェンジリング』の記者会見に出席。仲むつまじいブランジェリーナは子育てのチームプレーも完璧で、ママがお仕事中は、パパが子どもたちの面倒を見ていたのだとか。そしてアンジーの会見後、総勢8人のブランジェリーナ・ファミリーは、帰国の途についたという。

『ベンジャミン・バトン数奇な人生』は2月7日より、『チェンジリング』は2月20日より全国公開となる。それぞれ、今年のアカデミー賞主演男優賞、女優賞にノミネートされており、今後も2人の話題は尽きないだろう。アカデミー賞授賞式は、2月22日（日本時間23日）に開催される。