装丁家のドキュメンタリー『つつんで、ひらいて』&『ブータン 山の教室』上映とゲストトークが決定
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広瀬奈々子監督、磯真理子氏&山名訓氏が登場
TAMA映画フォーラム実行委員会では、毎年2月~8月、月次で上映活動を実施。5月は、5日と7日(土)の2日にわたって特別上映会を開催する。
第1弾の上映作品である『つつんで、ひらいて』は、去る3月28日に逝去した装丁家・菊地信義を追った貴重なドキュメンタリーだ。
「読者が思わず手に取る美しい本」が生まれる、その舞台裏とは?
たとえば、本屋で平積みになった新刊本を手に取るとき。それも必ずしも自分のお気に入りの作家のものでない本にふれるとき。あなたを「動かしている」ものは何だろう……??
菊地は、空前のベストセラーとなった俵万智「サラダ記念日」をはじめ、大江健三郎、古井由吉、浅田次郎、平野啓一郎、金原ひとみら1万 5千冊以上もの本を手掛け、40年以上にわたり日本のブックデザイン界をリードしてきた稀代の装幀家だ。
本作品は、美しく刺激的な本づくりで多くの読者を魅了し、作家たちに愛されてきた彼の仕事を通じ、“本をつくること”を見つめたおそらく世界初のブックデザイン・ドキュメンタリーだ。
そして、第2弾の『ブータン 山の教室』は、第94回アカデミー賞の国際長編映画賞にブータン映画として初ノミネートされた作品。
現代のブータンを舞台に、歌手を目指す教師のウゲン(シェラップ・ドルジ)が標高4800メートルのルナナへ赴任するよう告げられる。
一週間以上かけて険しい山道を登り、村の到着したウゲンは、電気も通っていない村で、黒板もなければノートもない環境に置かれる。
それでも村の人々は、彼を温かく迎えた。ある子どもは、「先生は未来に触れることができるから、将来は先生になるのが夢」と口にする。
すぐにルナナを離れたいと思っていたウゲンだったが、キラキラと輝く子どもたちの瞳と荘厳な自然の中でたくましく生きる姿を見て、心に“変化”が生まれていく……。
『つつんで、ひらいて』では広瀬奈々子監督を、『ブータン 山の教室』では元ブータン政府観光局の磯真理子、GNHトラベル&サービス代表の磯真理子を迎え、ゲストトークを行う。
日時は、広瀬奈々子監督が5月5日14:45から15:20、磯真理子と磯真理子は、5月7日14:40から15:20、東京都多摩市永山のベルブホールで開催される。
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