人喰い村で村八分…因習的で、排他的な村にはびこる狂気

#Disney+#ガンニバル#ディズニープラス#ドライブ・マイ・カー#大江崇允#山本晃久#岩倉達哉#柳楽優弥#片山慎三

ガンニバル
(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners
ガンニバル

柳楽優弥主演『ガンニバル』、『ドライブ・マイ・カー』スタッフなど豪華スタッフがズラリ

累計発行部数170万部超えの二宮正明のサスペンスコミックを実写ドラマ化した『ガンニバル』が、22年冬にディズニープラス スターで日本独占配信される。

注目は、豪華なスタッフとキャストだ。

プロデューサーは、先月『ドライブ・マイ・カー』で第94回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した山本晃久(冒頭写真・左)と、『賭ケグルイ』シリーズや『闇金ウシジマくん』シリーズの岩倉達哉が務める。

山本は、本作品のドラマ化について「この恐ろしくも新しい驚くべき原作漫画を、ディズニープラスのオリジナルドラマとして片山慎三監督が映像化する、そのことにシンプルに興奮しています。日本の映像業界の次代を担うべき素晴らしいキャストスタッフが結集し、原作ファンや視聴者の期待を超えるものを作り上げたい と思います」とコメントした。

監督が、デビュー作『岬の兄妹』で国内外の映画業界に衝撃を与えた異才・片山慎三。最新作『さがす』は、第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門に正式出品されている。

脚本が、大江崇允(冒頭写真・右)。『ドライブ・マイ・カー』でカンヌ国際映画祭脚本賞の受賞を皮切りに、全米映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、トロント映画批評家協会賞などを受賞、邦画初となるアカデミー賞脚色賞にもノミネートされている。

大江は、この物語の魅力について「誰かを守りたいという愛情は時に争いを生む火種にもなりうる。そんな人間の普遍的な矛盾を小さな村の百年にわたる歴史を紐解きながら原作は描いています。その魅力を映像でも楽しんで頂ければと思います」と語る。

主人公の阿川大悟役には、柳楽優弥。日本の山間で暮らす狂気的で、因習的で、排他的な村人に挑む一人の警察官をどう演じていくのか、期待が高まる。

因習的な村で起こる“村八分”サスペンス

本作品は、サスペンスコミック『ガンニバル』のドラマ化。物語の舞台は、日本の山間にある架空の村「供花村」。その村に赴任してきた一人の駐在巡査・阿川大悟(柳楽)は、村人たちに初めは暖かく迎え入れられるが、一人の老婆の死をきっかけに、彼は少しずつ村の異常性に気付き、ある疑念に囚われ始める……。

「この村の人間は人を喰ってる」

次々と起こる不可解な事件、村に充満する排他的な空気、一息も尽かせぬ緊迫感で放つ戦慄の“村八分”サスペンスドラマだ。

『ガンニバル』は、22年冬にディズニープラス スターで日本独占配信される。

・柳楽優弥の記事を一気に見る!