「やっと見つけたぞ」…漆黒の瞳と血糊べっとりスーツ男に追われる
#R18+#コロナ禍#シッチェス・カタロニア国際映画祭#パンデミック#ホラー#ロブ・ジャバズ#台湾#哭悲/THE SADNESS
R18台湾ホラー『哭悲/THE SADNESS』日本公開決定
謎のウイルスの感染拡大により暴力で溢れかえる狂気の街で再会を果たそうとする男女を描くエクストリームホラー『哭悲/THE SADNESS』(こくひ)の7月公開が決定。ティザービジュアルと特報映像が公開された。
ティザービジュアルは、地獄と化した街を上空から捉えており、あちこちで立ち上る煙と街全体を飲み込む異様な雰囲気に不安を煽られる。
建物の屋上には不気味な人物が佇んでいるが、服に大量の血が。自身の負傷によるものなのか? あるいは返り血か……??
あわせて公開された特報映像は、怪我を負った女性たちに感染者が迫り来る様子を映し出す。
体勢を崩し倒れ込んでしまう女性たちと、それを追い詰めるように現れるスーツ姿の男。男は「やっと見つけたぞ」と人の言葉を発するものの、真っ黒に染まった瞳と大量に付着した血、さらに手に凶器を握っている様子はどう見ても異常だ。
怯える女性たちめがけ男が走り出し、狭い通路に狂ったような声が響き渡ったところで映像は突然終わる。
R18指定、徹底したゴア描写とスリリングなストーリー
本作品は、ジャンル映画の権威であるシッチェス・カタロニア国際映画祭Midnight X-Treme部門に正式出品されたほか、ファンタジア国際映画祭では初監督作品を対象とするNew Flesh Award for Best First Feature部門で最優秀映画賞を受賞したロブ・ジャバズの長編初監督作品。
大のホラー映画好きでもある彼は、様々な名作ホラー作品からインスピレーションを得て、パンデミックを経験した後の世界で目を背けたくなるような暴力が横行するという、決して絵空事とは言い切れない衝撃的な映画を創り上げた。徹底されたゴア描写とスリル満点のストーリーテリングにより、レーティングはR18+。
作品の舞台は、謎の感染症に長い間対処し続けてきた台湾。専門家たちに“アルヴィン”と名付けられたそのウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満 持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも、衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行うようになり、街は殺人と拷問で溢れかえってしまう。そんな暴力に支配された世界で離ればなれとなり、生きて再会を果たそうとする男女の姿があった。感染者の殺意から辛うじて逃れ、数少ない生き残りと病院に立て籠もるカイティン。彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは、独りで狂気の街を彷徨い始める──。
『哭悲/THE SADNESS』(こくひ)は、7月に公開される。
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