3月20日から公開される『昴─スバル─』。人気コミックを映画化した作品で、天才的なバレエの才能を持つ孤高のヒロインすばるの挑戦と成長を描いた作品だ。先週、この映画の完成披露舞台挨拶が行われ、主演の黒木メイサとリー・チーガイ監督、エグゼクティブ・プロデューサーのビル・コン、キャストのAra、佐野光来(みく)、前田健が登壇した。
バレエは習ったことがないという黒木。撮影のために3カ月間の特訓を受け、それが役作りにもつながったという。劇中では見事なバレエを披露しているが、レッスンはかなりハードだった。その反動のためか、撮影後に体重が増加してしまったとも。「実は、あんまり言うなって言われているんですけど、撮影が終わってから5キロくらい太ってしまいました」と笑う黒木。
バレエ仲間を演じた前田も、「監督から、『痩せられるだけ痩せて欲しい』と言われて、1カ月で8キロ強痩せました。もうすっかりリバウンドしてしまったのですが……(笑)」と話していた。そして、「Araちゃんと光来が好き勝手にお弁当なんかを食べていたけど、メイサと僕は我慢してました。体のラインも大事ですから、私たちって大変よね」と撮影中の“苦労”について教えてくれた。ちなみに前田のダイエット方法は、「朝はフルーツだけにして、昼と夜は野菜中心。夜9時以降は食べないようにしていました」とのこと。
その後、主題歌「faraway」を歌う倖田來未がゲストとして登場。映画について倖田は、「自分自身と孤独に戦っている方々の背中を押せるような曲を歌いたいと思っていた時に、この映画に出会いました。映画を見て、人生は、遠回りをしたり近道をしたり、人によって歩み方は違うけれど、近道がいいってことではないと感じました」と語っていた。
この日の倖田の衣装は、きわどいほどのミニ丈。一方、黒木も倖田を上回るほどのミニ丈で、セクシーなオーラを競い合っているかのよう。そんな黒木について倖田は、「もうすっごいキレイやなって思って! 映画の中でもキレだと思ったんですけど、(目の前で見ると)改めて本当にキレイだなって。体のラインが素晴らしいですよね。黒木さんは“女性が憧れる女性”なんだと実感しました」とべた褒めで、「隣に並ぶのがすごいイヤ」だと話していた。美しさを褒め称えられた黒木は倖田について、「めちゃくちゃいい匂いがするんですけど」と言い、「照れてしまって、目が見られないくらいです(笑)。今回は映画を見て歌詞を書いてくださったと言うことを聞き、すごく感動しました」と話していた。
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