この夏最大の話題作『ターミネーター4』では若き日のカイル・リース役に大抜擢され、『スタートレック』でも重要な役を演じるなど、ハリウッドの期待を一身に集める新星アントン・イェルチン。彼が主演した青春映画『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』が、4月4日より日本公開となる。アントン扮するのは、男子トイレで学生たちのカウンセリング・ビジネスを始めるセレブ高校生。悪巧みを胸に始めたカウンセリングだったが、様々な悩みを聞く内に、生徒たちの心の病に気づき始めるというストーリー。この作品の公開を前に、セレブ女医の西川史子が出席するトークイベント付き試写会が行われた。
映画のタイトルにちなみ、便器に座ってのトークに、「斬新ですね」と西川。「でも、便器は落ち着きますよね」と感想も上々。そんな彼女の前に現れたのは、選び抜かれた男子高校生3人。西川に名前を呼ばれ、ひとりずつの“問診”が始まった。
1人目の高校生からは、「女の子にもてるためにはどうしたら?」という、若者らしい質問が。それに対して、「もてたいとか言っているようじゃもてないですよね」とキツ〜イ一言を浴びせる西川。「もてたいと思っているともてないオーラがでちゃうので……。あとはいい学校に行って、いい会社に勤めてお金を稼げるようになれば自然にもてるようになる」と、経験に裏打ちされた(?)モテ論を繰り広げていた。
女性を自分の思い通りにするにはどうしたらいいかというSな質問には、「女の子も、わざと思い通りにならないようにするところもあるし、本当に思い通りになった女はつまらないよ」と、人間心理を熟知した大人ならではのアドバイス。
彼女の父親が恐いという高校生からは、「どうしたらお父さんと仲良くなれるのか教えてください」という相談が。仲良くしたいのは「彼女とゴールインしたいから」だと聞いた西川は、「絶対無理よ! 高校生の頃から付き合って続くことってあまりないから」とこれまたキツイ回答! だが、納得いかない様子の高校生は、「西川先生は、彼の両親と仲がいいんですか?」と逆質問。西川は、「仲はいいですよ」と言いながらも、「何、あなた、グイグイくるわね」と動揺を見せ、会場からは笑いが巻き起こっていた。ちなみに彼の両親とも一緒に食事したという西川。照れながらも、「鉄板焼きとか行きましたね」と教えてくれた。
最初こそ、便器が気に入った様子の西川だったが、高校生からの意外な反撃もダメージを与えたせいか、最後は、「もう二度と便器に座ってのトークショーはイヤ」とコメント。映画については、「大人になっても本当に悩みは尽きないと感じるので、この映画はいろんな方にご覧になっていただきたい」と話していた。
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・[作品紹介] 『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』 2008年4月4日よりヒューマントラストシネマ文化村通りほかにて公開
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