慈善活動は評価されるも、養子申請は却下されてしまったマドンナ
アフリカのマラウイから2人目の養子を迎えるため、先週から現地入りしていたマドンナだが、裁判所は4月3日、彼女がマラウイ居住者ではないとして養子の申請を却下した。
マラウイの法律では、外国人夫妻がマラウイの子どもと養子縁組する場合は最低18カ月は同国に居住しなければならない。マドンナは2006年に男児のデイヴィッドを養子に迎えたが、この時も条件を満たしていないことを各方面から批判されていた。前回はガイ・リッチーと結婚していて夫婦で養子縁組という形だったが、今回は離婚してシングルマザーになっていることも少なからず影響しているようだ。
マドンナはチャリティ団体を設立し、マラウイの孤児や恵まれない子どもたちに食料や教育、医療を施す慈善活動を行っている。裁判官は、その善行は評価するが、それを理由に例外を認めるべきではないとしている。養子縁組の名を借りた児童の人身売買が増長する風潮を危惧しての判断だという。マドンナ側は決定を不服として最高裁判所に上告。5日にマドンナと実娘ルルド、養子のデイヴィッドは6日にプライベート・ジェットでマラウイから出国した。
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