ハリウッドでリメイクもされた『呪怨』シリーズが、まさかの復活! さらに、映画公開と同時にWiiの関連ゲーム『恐怖体感 呪怨』も発売!! 4月15日、『呪怨』プロジェクト2009の記者発表会が東京・六本木のホテルで行われ、プロデューサーの一瀬隆重やキャストの南明奈、瀬戸康史、鈴木裕樹、中村ゆりらが出席し、映画の見どころなどを語った。
今回は『呪怨 白い老女』と『呪怨 黒い少女』の2本同時上映で、『白い老女』のヒロインを南が、『黒い少女』のヒロインを加護亜依が演じている。ホラー初挑戦で、「台本を読んだ時、正直、恐くて、『できない!』と言って大泣きした」という南。「現場では泣きそうになることはあったけれど、がんばってこらえました」と苦労の日々を振り返った。
『黒い少女』で霊能者に扮した中村は、「人の心がきっちり描かれていて、恐いだけではなく、奥の深い作品になっています」とコメント。同じく『黒い〜』で「ノーテンキなキャラを演じた」という瀬戸は、「ホラーの現場はドヨ〜ンとしているのかと思ったのですが、和気あいあいとしていて、現場に行くのが楽しかったです。台本がすごく恐くて、見ている人に恐がってもらおうと思って演じました」と笑顔で語っていた。
「最初の『呪怨』は、ビデオが売れなくて……」と、その後の大ヒット&シリーズ化を感慨深く語ったのは一瀬。「ハリウッドでリメイクした時は、豪華にしろ、豪華にしろ!と言われていたんですけど、一番恐いと言われた1作目は、低予算だったから恐かったとも思うんですよね」と、複雑な心境について語っていた。この日は、シリーズの生みの親でもあり、ハリウッド版の監督も務めた清水崇監督も出席。このプロジェクトにもプロデューサーとして関わっているのだが、ファンが待ち望んでいる『呪怨3』の製作について聞かれると、「みんなが忘れた頃に、監督として作りたいな、と思っています」と話していた。
イベントの終盤には、キャストのフォトセッションに突如、恐ろしい風貌の“白い老女”が乱入するサプライズ演出も! ホラー出演を泣いてイヤがったというアッキーナは、“共演者”の突然の出現に恐怖の叫び声をあげていた。
映画は6月27日より新宿バルト9ほかにて2本同時上映される。Wiiソフト『恐怖体感 呪怨』は、今夏発売予定。
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