多くのファンを持つ人気シリーズを、今、ハリウッドで最も勢いのあるクリエイター、J.J.エイブラムス監督が映画化した『スター・トレック』。5月8日に全米で封切られるやいなや、週末の3日間で7650万ドル(約76億円)の興行収入を記録し、批評家からも絶賛の嵐となっているSF傑作だ。5月29日から日本公開されるが、公開に先駆けてキャスト・スタッフが来日し、12日に新宿・歌舞伎町でジャパン・プレミアが行われた。
シネシティ広場に設置された大がかりな会場。イベントがスタートすると、会場の真上には巨大なUSSエンタープライズ号が現れ、ゆっくりと降下。同時に、スモークの中からはスタッフ・キャストが現れるという壮大な演出がなされ、歌舞伎町はすっかり宇宙空間と化していた。
映画の来日ゲストは、監督のJ.J.をはじめ、キャストのクリス・パイン、ザッカリー・クイント、エリック・バナ、カール・アーバン、ジョン・チョウとプロデューサーのブライアン・バーク。エンタープライズ号の前でのフォトセッションの後は、会場の回りを囲んだレッドカーペットを巡り、サインに応じるなどファンサービスにつとめていた。この日は、眞鍋かをり、X-JAPANのTOSHIとHEATH、モデルの青山レイラと大出千尋、ソフトバンクのCMで人気のダンテ・カーヴァーや吉川ひなのらもゲストに登場。さらにはチャン・ツィイーも婚約者で大富豪のヴィヴィ・ネヴォ氏と共に姿を現し、大きな声援を浴びていた。
その後、プレミア試写会場では舞台挨拶が行われた。主人公のカークを演じたクリスは、「初めまして、パインです。日本サイコ!」と日本語で挨拶。軍医マッコイを演じたカールも日本語で「東京に来れてとても嬉しいです。大変お世話になりました。いろいろとありがとうございました」と来日の喜びを語った。ちなみに彼は「とても小さな映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのプロモーションで日本に来たことがあります」とのことで、以来、日本のファンになったのだという。悪役ネロを演じたエリックも「日本にまた来られて光栄です」と日本語で挨拶したが、全てを先にカールに言われてしまったと苦笑していた。
今回のイベントは、新宿区の全面バックアップによって実現したため、中山弘子区長も会場に駆けつけ、J.J.に花束を贈呈。『M:i:III』の大ファンだという区長は、「次回作では、ぜひ新宿を舞台に映画を撮ってください」とトップ・クリエイターに売り込んでいた。
『スター・トレック』は5月29日より全国公開される。
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