岡田将生はイケメンだけど、イケイケじゃない!?

2009.05.19

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映画の製作発表時に50万部だった原作本の売り上げが100万部を突破した『重力ピエロ』。この勢いで、5月23日に封切りとなる映画でも100万人動員を目指そうというミリオン祈願イベントが、5月18日に渋谷のホテルで開かれ、加瀬亮、岡田将生、吉高由里子の3人が用意されたケーキに火をつけた。

『重力ピエロ』は家族の絆を描いた話題作。この映画で2歳違いの泉水（いずみ）と春（はる）という兄弟役を演じているのが加瀬と岡田だ。撮影やキャンペーンを通して一緒に過ごすことも多かった2人だが、「実際に加瀬さんのような兄がいたらどう？」と聞かれ、岡田は「嬉しいですよね、やっぱり。加瀬さんは優しいので」と応え、加瀬を信頼している様子。一方、横でこの話を聞いていた加瀬は、実生活で3つ年下の弟がいることを明かしつつ、「弟が今の言葉を聞いたら、首を横に振ると思いますよ」と少々照れくさそう。

また、仙台名物の牛タンを「（吉高も含めた）3人で食べに行く機会はなかったが、岡田くんとは何度も食べに行った」と明かす加瀬。その話を隣でうらやましそうに聞いていた吉高は、2人が牛タンを食べていた頃「1人で伊達政宗を見に行っていた」と不満顔。

この後、3人は映画館へと移動し、森淳一監督と合流、舞台挨拶に登壇した。これまで、たくさんのキャンペーンを行ってきたこの映画、4月25日より先行公開されている仙台ではジブリ映画にも匹敵する大ヒットという好調ぶりが伝えられている。それだけに手応えは十分感じているようだが、心配なのが急激に感染者が増えつつある新型インフルエンザ。ヒットの予感を聞かれた加瀬も「インフルエンザに負けなければ……」と、やや気にしているよう。

また、加瀬、岡田と共演した感想を聞かれた吉高は、「出会えて良かったなと思える2人で、加瀬さんはすごくやさしいんですけど、すごくドS」と会場を笑わすと、岡田に関しても「世間的にはイケメンって言われていると思うんですけど、イケイケではない。オラオラ系じゃなく、オレ、カッケエ〜（カッコイイ〜）みたいじゃなかったから、すごく接しやすかったです」と話していた。