シリーズ誕生から25年、前作『T3』から6年の歳月を経て、はじめて機械軍が支配する未来を描いた『ターミネーター4』。そのキャストとスタッフが、6月4日、東京の豊洲で行われたレッドカーペットイベントに姿を現した。
この日、集まったのは約2000人のファン。マックG監督、ブライス・ダラス・ハワード、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、クリスチャン・ベイルの順にリムジンで乗り付けると、集まったファンに感謝の意を込め、気軽にサインや2ショット撮影に応じていた。
その後、舞台に上がると、主人公ジョン・コナーの妻役を演じたハワードは「こんにちは、私の名前はブライスです」と日本語で挨拶、「すごく今、興奮しています。みなさん来て下さってありがとうございます」と続けた。
『T1』で活躍するカイル・リースの10代を演じたイェルチンも「来て下さって、みなさんありがとうございます。楽しんでいただけることを願っています」と話す。続いて、女性戦士を演じたムーン・ブラッドグッドも、日本語で「こんにちは」と挨拶をした後で感謝の言葉を口にする。
そうした中、この映画を応援するためにやってきたのが、球界のターミネーターこと、元オリックス・バファローズの清原和博だ。『ターミネーター』シリーズはすべて見ているそうで、今回の『T4』でもジョン・コナーの生き様に魅力を感じたという。壇上に上がって、ジョンと清原との共通点を聞かれると、「倒れても倒れても、強い相手に向かっていくところと、強いリーダーシップ」と答えていた。
一方、ベイルは「映画とスポーツは、観客がエキサイティングな気分を味わえ、アドレナリンが高まる点が似ていると」と、ファンを湧かせてきた清原と、自身との共通点についても語り、2人はガッシリと握手を交わしていた。
最後にマックGが「日本のみなさまと、この映画を、ぜひ共有したいと思っています。いつも、サポートしてくださって、本当にありがとう。これは新しいはじまりと考えて下さい。これまでの3作品に敬意を払っていただきつつも、この映画も気に入っていただけると幸いです」と力強く語っていた。
『ターミネーター4』は6月5日、6日、7日に先行上映。13日より全国公開される。
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