掘るの大好き「ドキドキ(土器土器)」女子の3年間
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ドキュメンタリー映画『掘る女 縄文人の落とし物』特報映像&場面写真公開
縄文遺跡の発掘調査に関わる女性たちを追ったドキュメンタリー映画『掘る女 縄文人の落とし物』が7月下旬より全国で順次公開される。このたび、特報映像と場面写真が公開された。
特報予告では、『銀河鉄道999』メーテル役で知られる池田昌子の“時空を超える声”でのナレーションにのせて、縄文遺跡の発掘調査に関わる女性たちの泥臭くてラブリーな3年間が垣間見える。
「掘っててみつけたときが一番楽しい」「なにが出るかな〜って、まわりから掘ってく、この感じ」「女子だって思われてないかも」などと言いながら目を輝かせた女子たちが、地面に這いつくばり、ひたすら地面を掘り続ける──。
「ドキドキ(土器土器)」などといった洒落たテロップと共に、スソアキコのイラストによる可愛らしいアニメーションも使用されている。
また、場面写真も、圧倒的に男性優位の考古学界で汗みどろになりながらスコップを地面に這わせる彼女たちの姿を切り取っている。
草間彌生、山口小夜子を撮った松本貴子監督
メガホンを撮ったのは、ドキュメンタリー映画監督/映像ディレクター松本貴子。
大学時代に監督した自主映画がぴあフィルムフェスティバルで入選したのをきっかけに、映像の世界へ入り。制作会社INFASに入社し『ファッション通信』(テレビ東京)の立ち上げに参加、ディレクターを務める。
その後はフリーランスとなり、NHKや民放で主にドキュメンタリー番組を中心に制作。『モロッコ ベルベルの少女の瞳 山口小夜子』『フランス 僕の中にもセーヌが流れる 沢田研二』(NHK-BS)、『NHK BSプレミアム 世界が私を待っている 前衛芸術家草間彌生の疾走』(ギャラクシー賞選奨/衛星放送協会オリジナルアワード最優秀賞)、『NHKスペシャル 水玉の女王 草間彌生の全力疾走』(アメリカ国際フィルム・ビデオフェステバルCreative Excellence賞/NYフェスティバル入選)といったテレビ作品のほか、ドキュメンタリー映画『≒草間彌生 わたし大好き』(08年)、『氷の花火 山口小夜子』(15年)を手掛ける。ぴけプロダクション株式会社代表取締役。ポリシーは、「心が動いたことのみを表現すること。」
『掘る女 縄文人の落とし物』は、7月下旬より全国順次公開。
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