『そして父になる』が『風立ちぬ』などを抑え、サン・セバスチャン映画祭で観客賞!

サン・セバスチャン国際映画祭のレッドカーペットに登場した福山雅治(左)と是枝裕和監督(右)
サン・セバスチャン国際映画祭のレッドカーペットに登場した福山雅治(左)と是枝裕和監督(右)

第61回サン・セバスチャン国際映画祭の「PEARLS(パールズ)」部門に出品していた是枝裕和監督、福山雅治主演映画『そして父になる』が観客賞を受賞した。

福山雅治と是枝裕和監督がサン・セバスチャン国際映画祭のレッドカーペットに登場!

同賞は初回上映の観客による投票で決定。10点満点中、『そして父になる』は8.470点と最高点をマークし、7.935点で6位につけた宮崎駿監督の『風立ちぬ』などを抑え、見事、観客賞に輝いた。

「PEARLS」部門は、映画祭や映画賞をにぎわせ話題となった、その年を代表するような作品を上映する部門。過去にはアカデミー賞作品賞に輝いた『アーティスト』(2011年)などの作品が同賞に選ばれてきたほか、日本からも今年は本作や『風立ちぬ』など16作品が出品されている。

『そして父になる』は、6歳になる息子が、実は病院で取り違えられていた他人の子であったことから始まる感動作。今年5月に開催されたカンヌ国際映画祭では審査員賞を受賞している。また本日(9月28日)、東京で行われた初日舞台挨拶では、アメリカでのリメイクが決定したことも発表となった。

リメイクするのは、今年のカンヌで審査委員長をつとめたスティーヴン・スピルバーグらが立ち上げたドリームワークスで、急きょ渡米した是枝監督は現地でスピルバーグとも会談している。

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