66歳で死去したトム・クランシーの人気シリーズ最新作が公開、天才捜査官の誕生を描く
10月1日に66歳で亡くなった世界的ベストセラー作家トム・クランシー。その人気シリーズ最新作を映画化した『エージェント:ライアン』が、来年2月に日本公開されることが明らかになった。
クランシーは保険代理店の経営者から作家に転身。デビュー作は1984年に発表した『レッド・オクトーバーを追え!』で、同作は天才的な分析力をもつCIA捜査官ジャック・ライアンの活躍を描いた「ジャック・ライアン」シリーズの記念すべき第1作。90年にショーン・コネリー主演で映画化された。
「ジャック・ライアン」シリーズは同作のほかに『パトリオット・ゲーム』(92年)、『今そこにある危機』(94年)、『トータル・フィアーズ』(02年)と4作品が映画化され、いずれも世界中で大ヒットを記録した。
『エージェント:ライアン』は、「ジャック・ライアン」シリーズの誕生30周年の節目となる来年2月に公開される作品で、経済アナリストからCIAにリクルートされたスパイ経験ゼロの主人公ジャック・ライアンが、天才的情報分析力で巨大な謎を解析し、9.11以後の全く新しい世界規模のテロに挑むリアルなサスペンスアクションだ。
監督はイギリス演劇界の重鎮にして、映画監督としても活躍する名優ケネス・ブラナー。『スター・トレック』シリーズのクリス・パインが主人公ライアンを演じ、その謎めいた婚約者をキーラ・ナイトレイ、ライアンをリクルートするCIA上官をケヴィン・コスナーが演じる。また、ブラナー監督が世界を恐怖に陥れる悪役のロシアの富豪役を演じているのも見どころのひとつだ。
『エージェント:ライアン』は2月14日より先行公開、15日より全国公開される。
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