2012年に放送開始40周年を迎えた永井豪原作の『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』を美少女キャラ化してアニメ化した『ロボットガールズZ』。2014年1月より東映チャンネルで放送が始まるこの作品の、Zちゃん役の本多真梨子、グレちゃん役の水瀬いのり、グレンダさん役の荒浪和沙の声優3人が10月3日にダイナミックプロを訪れ永井を表敬訪問した。
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訪問を受けた永井は、本多にマジンガーZ、水瀬にグレートマジンガー、荒浪にグレンダイザーと、役の元のマジンガーロボット超合金をプレゼント。「マジンガーがあんなに可愛い女の子になってしまうとは」と笑顔を浮かべると、「可愛い、でも破壊力があるというそこのギャップいうか、そういうものが楽しい作品になっていると思います」と話した。
これに対し、本多、水瀬、荒浪の3人はそれぞれコメント。ダイナミックプロの新年会で司会をつとめたことがあるという本多は「そのときは遠くで先生を見ていて……、まさかこういう形でお話させていただけることになるのは嬉しい驚き。作品に出演できることが、嬉しいやらおこがましいという気持ちもあったりですが、新しい作品として頑張りたいと思います」とコメント。
水瀬は「作品は知っていましたが、今日“こういう風に作品ができた”という制作秘話などもお聞きして、改めて感動。自分がグレちゃん(グレンダイザー)を演じられることに喜びを感じました。これからグレちゃんのいいところをもっと出していきたいです」と話し、荒浪は「小さい頃から『キューティーハニー』や『デビルマン』『マジンガー』を知っていたけど、その頃は同じ方が作っていたなんて知りませんでした。今回この役ができると聞いたときに、永井さんって本当にいるんだと(笑)。雲の上の存在の印象があったので、今日お会いできて本当に感動しました」と感想を述べていた。
それぞれの役と見どころについて本多は「3人それぞれの個性がまったく違うところが魅力。自分の信じたことをまっすぐ貫いている3人の女の子のお話なので、ぜひそれを見てほしい。それから原作とリンクした設定や細かいネタが出てくることも面白く、原作ファンも楽しめます!」とアピールした。
また永井は、新しい作品が生まれ、新しいファンが永井作品を見ることについて聞かれ、「自分が作った作品が子どもだとすると、まるで孫ができたような感じ。やっぱり嬉しいですね。時代ごとに感覚は変わるので、40年には受け入れられなかったことが、今の時代は受け入れやすいと思います。この『ロボットガールズZ』で新しいファンが増えたら嬉しいし、それをきっかけに元の作品にも触れてもらえたら嬉しいです」と笑顔をのぞかせていた。
『ロボットガールズZ』は2014 年1月より東映チャンネルにて放送開始となる。
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