【アジアンビューティー】今やアジアは、トレンドやカルチャーの発信地として世界でも注目のスポット。元ヘアメイクの美容ライターが、気になるアジアのファッションリーダーのインスタグラムから魅力的なショットをピックアップしてご紹介します。
今回は、ジバンシィのオートクチュールのショーでデビューした上海出身のモデル、ミン・シーにフォーカス。欧米人がイメージする典型的なアジアンビューティーとはちょっと違う、パッチリ二重の大きな瞳がキュートなモデルです。
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LOVEブレスの5連重ね付けで一点豪華主義!
デニムシャツにスカーフのヘアターバン。ほんのり70sの香りがするカジュアルな装いに華を添えるのは、カルティエのLOVEシリーズのブレスレットの重ね付け。LOVEシリーズは、アクセントとなるビスのデザインが印象的なメゾンを代表するコレクションの一つ。ビスは単なるデザインではなく、付属の専用スクリュードライバーでビスを開け閉めして着脱するのは多くの方もご存じの通り。一人では装着が難しく誰かに手伝ってもらわないといけないので、パートナーがいることを暗に示すブレスレットでもあります。カルティエのジュエリーの中ではカジュアルなデザインでラフなファッションにもすんなり馴染むので、ゴージャスやエレガントなスタイルが苦手、という層にも幅広く支持されている印象。
“ナチュラルつけま”の底ヂカラ
トップ画像は、文句なしに「美しい!」と賛辞を送りたくなる、しっとり大人っぽい淑女ショット。アメリカのニューヨーク・タイムズ社が発行するスタイルマガジン『T: The New York Times Style Magazine』の中国版からのショット。こちらを見据える意志の強そうなまなざしを演出しているのは、直線的な眉とブラウンのグラデーションメイクとつけまつ毛。アイラインを主役にせず、アイシャドウのグラデーションとまつ毛で目の存在感を際立たせているのが印象的。上まつ毛はナチュラルテイスト、下まつ毛にはナチュラルだけれど束感のあるタイプをチョイスして、抜け感がありながらもフレームが際立つ目元に仕上げています。
さすがヴィクシーモデル! 引き締まった腹筋に注目
こちらはジムでトレーニング中のオフショット。スレンダーなウエストラインと見事に引き締まった腹筋は、日々のストイックなトレーニングの賜物。シーは、ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のランウェイを飾る数少ないアジア人モデルの一人。自身のボディメンテナンスにも、かなりストイックに取り組んでいるようです。パーソナルトレーナーのもと、プランクやシットアップなど腹筋にフォーカスしたメニューに励んでいるようで、ショーの前には1時間のジムトレーニングを欠かさないのだとか。
彼女は、バーバリーのクリエイティブディレクターを務めるリカルド・ティッシのお気に入りモデルとしても知られています。ティッシに限らず世界中のクリエイターからのラブコールが絶えず、シャネルやバルマンなど多くの有名メゾンのショーで活躍しています。(文:羽野ハノン/ライター)
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