加瀬亮、竜雷太に「できるかな」と心配された過去明かされ照れ笑い／『劇場版SPEC』

2013.10.22

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人気シリーズの完結編となる『劇場版SPEC〜結（クローズ）〜漸ノ篇』。その完成披露舞台挨拶が10月21日に東京国際フォーラムで行われ、瀬文焚流役を演じる加瀬亮が、野々村光太郎役を演じた竜雷太に、当初「できるかな」と心配されていたことが判明した。

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劇中で有村架純演じる正汽雅（まさき・みやび）と恋仲にある竜は、この日も有村と仲の良いところを見せると、自分の役柄については「時々、野々村はいいことを言います。この作品のテーマと言ってもいいような『希望を持っているものと、それを閉ざそうとするものとの戦いだ』っていうセリフもありますし、ご存じのとおり『心臓が息の根を止めるまで真実に向かってひた走れ』という言葉を何回か、当麻と瀬文に言ったことがあります」とコメント。

一方、加瀬は主演の戸田恵梨香と全国キャンペーンをするなかで、「大勢のファンに支えられてここまで来たんだなと実感しました」と挨拶。キャラクターをどうやって作っていったのかという質問には「監督に一番最初にお会いしたときに、坊主で、黒いスーツで、声が大きい、この3つと言われて（笑）、その3つを守ってきました」と答えていた。

そうしたなか竜は、シリーズが進むにつれて戸田や加瀬の印象が変わってきたかという質問に「変わってきたっていうほど、僕は知らないので」と答え笑いを誘うと、「実は加瀬さんとは、その前に親子役をやったことがあるんです」と切り出した。加瀬が演じたのは自閉症の子どもで、非常に繊細な役だったそうで、「（なので）最初に台本を読んで、その人が……できるかなって。監督に聞くわけにもいかないし」と明かし、これには隣で聞いていた加瀬も照れ笑いを浮かべていた。

『劇場版SPEC〜結（クローズ）〜漸ノ篇』は11月1日より、『劇場版SPEC〜結（クローズ）〜爻（コウ）ノ篇』は11月29日より、2部作連続公開となる。