名優ロバート・デ・ニーロが最新作『マラヴィータ』のプロモーションで来日、10月22日に第26回東京国際映画祭でのジャパンプレミアに出席した。
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6年ぶりとなる待望の来日とあって、ファンの熱気がうずまいていた会場。だが、サイン攻めにも応じたデ・ニーロは「日本のファンは本当にお行儀がいいんですね。ビックリしました。カンヌ映画祭などでは叫び声が飛び交って大変なのですが、（日本のファンは）おとなしい」と顔をほころばせた。
本作は『タクシードライバー』のマーティン・スコセッシ監督が製作総指揮をつとめ、リュック・ベッソンが監督。共演はトミー・リー・ジョーンズやミシェル・ファイファーなど豪華な顔ぶれ。スコセッシ監督と久々にタッグを組んだ感想を尋ねると「楽しかったですね。また、一緒に組む企画もあるんです」と、次回作の構想を打ち明けた。また、ジョーンズとの共演については「とにかくベテラン同士なのでラクに仕事ができました。脚本も良かったので、和気あいあいとした現場でしたよ」と振り返った。
プレミアには夫人のグレイス・ハイタワーを伴って参加したデ・ニーロ。取材を受けながらグリーンカーペットを歩く間もしっかりと手を握り合っていたのが印象的だった。
『マラヴィータ』は、元マフィアの父親とその家族が本物のマフィアのファミリーと仁義なきバトルを繰り広げる痛快エンターテインメント。11月15日よりTOHOシネマズ 有楽座ほかにて全国公開される。
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