『魔法少女まどか☆マギカ』90秒予告編がWeb解禁。6つの矛盾の真相に迫れるか？

2013.10.24

『劇場版魔法少女まどか☆マギカ［新編］叛逆の物語』
(C) Magica Quartet／Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

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『劇場版魔法少女まどか☆マギカ［新編］叛逆の物語』ポスター
(C) Magica Quartet／Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

10月26日より全国公開となる『劇場版魔法少女まどか☆マギカ［新編］叛逆の物語』。現在劇場のみで上映されているこの映画の90秒予告編がWeb上でも解禁された。

・［動画］解禁となった『劇場版魔法少女まどか☆マギカ［新編］叛逆の物語』90秒予告編

『魔法少女まどか☆マギカ』は2011年1月から4月まで深夜枠で放送されたオリジナルアニメ。2012年にはテレビシリーズ全12話を再編集した『劇場版魔法少女まどか☆マギカ［前編］始まりの物語』と『劇場版魔法少女まどか☆マギカ［後編］永遠の物語』が2作連続劇場公開された。本作は、それに次ぐ劇場版第3弾で、初の完全新作となる。

鹿目まどかの貴い犠牲によって、魔法少女たちの絶望の連鎖は断ち切られ、新たな理が生まれた世界。公開となる『［新編］叛逆の物語』のストーリーは、テレビシリーズや先の劇場版２作のエンディングを経た世界から始まるはずだった──。だが、予告編やチラシなどからは、どうしても矛盾した情報が集まってくる。その6つの矛盾をまとめたものが、以下のテキストだ。はたしてその真相は？

【1】「円環の理」となったはずの鹿目まどかが、この世に実在している。
希望を願い魔法少女となった少女たちは、やがて絶望につつまれ魔女となる。そして魔法少女たちは魔女と戦う。鹿目まどかは、そんな残酷な連鎖を断ち切るために、その身を犠牲にして魔法少女たちの運命を解放し、その代償として「円環の理」とよばれる概念と化してしまったはず。だが、［新編］には、現実の世界にまどかの姿が……。

【2】魔女となったことで「円環の理」に導かれた美樹さやかが、この世に実在している。
絶望に包まれて魔女と化した美樹さやか。しかし、鹿目まどかの願いによって、彼女は円環の理に導かれて、もはや存在する者ではなくなったはず。だが、これまた［新編］には、現実の世界にさやかの姿が……。

【3】弓を武器にしたはずの暁美ほむらが、また盾を手にしている。
かつての暁美ほむらは時間遡行の魔法を司る盾を装備していた。しかし、鹿目まどかによって再構成された新しい世界ではその盾を失い、まどかの能力を継承するかたちで弓を手にしていたはず。だが、［新編］ではまた盾を装備している。

【4】魔獣と戦う運命の魔法少女たち。しかしその新たな敵はナイトメアとなっている。
まどかによって再構成された新たな世界。魔女の存在しないその世界で魔法少女たちが戦うのは、魔獣とよばれる新しい敵。［新編］では、魔法少女たちと魔獣との戦いが描かれるはず。だが、魔法少女たちが対峙するのは、ナイトメアというものたちだ。

【5】見滝原中学生ではない佐倉杏子が、その制服を着ている。
隣町からやってきた佐倉杏子は見滝原中学生ではない。そんな彼女が、見滝原中学の制服を着ている。それはいったい何を意味するのか。

【6】巴マミがお菓子の魔女を仲良く従えている。
魔法少女・巴マミはわずかに見せた隙をつかれ、お菓子の魔女に殺されてしまった。しかし、まどかによって再構成された新しい世界では、魔女そのものが存在しないために、彼女が何事もなかったかのように復活しているのは理解できる。だが、彼女が抱いている愛くるしい人形のようなもの、それはまさにお菓子の魔女ではないか！