『キック・アス』でヒット・ガールを演じ、一躍日本でも人気に火の付いたクロエ・グレース・モレッツ。出演当時11歳だったという彼女が、新作『キャリー』のプロモーションのために3年ぶりに来日し、10月23日に新宿ピカデリーで行われた舞台挨拶に登壇した。
現在16歳のクロエは、登場するや「コンニチハ、クロエちゃんです」と茶目っ気たっぷりに挨拶。前回、『キック・アス』で来日したときには実現しなかった日本のファンとの対面に「本当にエキサイティング! こんなに日本に自分のファンがいることが嬉しい」と笑顔を浮かべると、「前回来日したときは、まだ映画の公開前だったので、私のことを知っている方はほとんどいなくて、ツーリストとして日本を楽しむことができたのですが、今回はみなさんに知られているクロエ・グレース・モレッツとして日本を楽しんでいます」と語った。
『キャリー』は1976年にシシー・スペイセクとパイパー・ローリーの共演で製作された作品。そのリメイク版に出演しようと思った理由については「キャリーはナイーブで、無垢で、虐待されてしまうというキャラクターでもあるのですが、もう1つの側面として世界に対する好奇心だったり興味をとても持っているキャラクターなんです。前作では、そのあたりが表現されていなかったと思うので、今回、21世紀のモダンなキャリーを演じたいと思いました。それはまた、原作者のスティーヴン・キングの目から見たキャリー像でもあると思っています」と答えた。
また、母親役を演じたジュリアン・ムーアとの共演については「あんなにいろいろなことを女優として成し遂げながら、かつ、夫も子どももいて美しい家庭も持てるんだと。そういう自分の未来に期待するようなものを、彼女を見て感じることができました」と、生き方にも共感した様子だった。
ファッショニスタとしても知られるクロエ。この日はミュウミュウの洋服に、プラダの靴というファッションで「日本にピッタリだなと思って選びました。世界のどの国よりも日本のファッションは楽しくて素晴らしいと思っています」と話し、滞在中には原宿に行って、ユニコーン柄のセーターを買ったことも報告。「すごく気に入っているので、もしかしたら日本を発つときに空港で着ているかもしれません」と笑顔をのぞかせた。
一方、劇中のキャリーのように「プロムに誘われるのなら、どんな男性がいい?」という質問には「そんなスウィートな質問を」と照れながらも「スウィートで優しくて、笑わせてくれる方」と回答。続けて「女優としての私ではなく素の私を誘ってほしいですね。ポスターに出ているクロエではなく、ありのままの私を誘ってくれるか、これが鍵です」とポイントを、キュートに念押していた。
『キャリー』は11月8日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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