号泣の剛力彩芽に三谷幸喜監督、やさしくハンカチを手渡す／『清須会議』初日舞台挨拶

2013.11.10

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左からでんでん、寺島進、浅野忠信、鈴木京香、小日向文世、役所広司、三谷幸喜監督、大泉洋、佐藤浩市、妻夫木聡、中谷美紀、剛力彩芽

三谷幸喜監督による初めての本格時代劇『清須会議』の初日舞台挨拶が11月9日にTOHOシネマズ日劇で行われ、舞台挨拶中にキャストの剛力彩芽が号泣。隣に登壇していた三谷監督がオロオロしながらもやさしくハンカチを手渡す場面が見られた。

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この日の舞台挨拶には、三谷監督と剛力のほか、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、寺島進、でんでん、鈴木京香、中谷美紀も登壇。大物俳優たちが次々と挨拶をしていくなか、最後に挨拶の順番がまわってきた剛力は、「みなさんこんにちわ、松姫を演じさせていただきました剛力彩芽です。本日は本当にありがとうございます」と挨拶。

だが、「私は三谷監督の作品に今回初めて参加させていただいたんですけど……」と言ったあたりから感極まり、涙が。大泉らが「何かやったんじゃないでしょうね」などと三谷監督を問いただし、三谷監督もオロオロし始めるなか、剛力は「三谷監督の作品に参加させていただいて、こんな豪華なキャストのみなさんと共演させていただいて、こんなにたくさんの方たちに見に来ていただいて、本当に幸せだなと思ったら泣いちゃいました」と涙の理由を明かすと泣き笑い。

この作品に出演できたことで、たくさんの勉強をさせていただいたと続けると「みなさまのお力を借りながら、『清須会議』という面白いステキな作品をたくさんの方に伝えていただけたら嬉しいなと思います」と話した。

途中、涙を浮かべる剛力に持っていたハンカチを手渡すなどやさしい面を見せていた三谷監督だが、大物俳優らと一緒に三谷作品に出演できたことが涙の一因であることをわかると、これに動転したのか「一緒に暮らそうか？」と慰めにもならない言葉をかけ会場を沸かすと、大泉らから「新婚だろ！」と自粛を迫られ、監督自身「何て言っていいのかわからなくて」と戸惑った様子を見せていた。

日本史上初めて会議で歴史が動いたとされる本作は、織田信長亡き後の跡目争いを巡り、羽柴秀吉と柴田勝家らが綱引きを展開していくというストーリー。役所が柴田を、大泉が秀吉を演じている。剛力は信長の長男・織田信忠の妻・松姫役を演じている。