有村架純の「胸がいっぱい」発言に、佐藤二朗「今、俺の目を見て言った」とメロメロ

2013.11.11

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映画『JUDGE／ジャッジ』が11月8日に封切りとなり、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台挨拶に瀬戸康史、有村架純、佐藤二朗、古波津陽監督が登壇した。

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同作は、人気マンガ家・外海良基による累計発行部数170万部を突破したコミックを実写映画化。7つの大罪を背負った7人の男女が、閉ざされた空間のなかで獣のマスクを被せられ、それぞれの罪の重さを多数決でジャッジしていくという死のゲームに参加していく様子を描いたスリラー映画だ。

瀬戸は公開初日に来てくれた観客に礼を述べると、「この映画は究極の場面に立たされた7人が究極の選択をして、人がドンドン……みたいな感じなんですけど」と言うと、慌てて口をつぐみ「今ちょっと言いそうになりました」と苦笑い。

「人間の汚い部分だったり、恐ろしい部分だったりを映画としては表現しているんですけど、僕はこの脚本を読んで、できあがった作品を見たときに、人間の素晴らしさみたいなものを同時に感じることができました」と続けた。

有村は「この映画は10日ほどで撮影をしまして、とってもハードだったんですけど、みんなで同じ気持ちでひとつになって、一生懸命頑張りました」と挨拶。佐藤は「瀬戸康史と有村架純の顔の大きさと、僕の顔の大きさで、たぶんみなさん、遠近感覚がおかしくなっていると思います（笑）」と顔の大きさを気にしているのか、自虐ネタで会場を笑わせた。

約2週間の撮影では、監視カメラで撮影をされ、マスクを被らせられたりと極めて異例の状態。瀬戸は「ドキュメンタリーを撮っているような感覚でもありました。お芝居ではあるのですが、マスクの息苦しさであったり、手錠をされた不自由さを自然と出させてもらった」と説明。有村は「私の役が過呼吸持ちの役だったので、マスクをしているときにすごくハアハアと言っているんですけど、そこが息苦しくて暑くて大変でした」と振り返った。

また、そのことについて古波津監督から「撮影中にどんどん食が細くなっていって、大丈夫かな？と思うくらいの入り込みをしていた」と証言されると、有村は「撮影中はいつも胸がいっぱいになっていました」とコメント。この言葉を有村の真正面で聞いていた佐藤は「今、俺の目を見て言った」と「胸がいっぱい」という有村の言葉にメロメロの笑顔を浮かべていた。