日本と韓国の恋愛文化の違いを織り交ぜながら、切ない恋と国境を越えた友情をコミカルに描いた『ジンクス!!!』。この映画が11月16日に公開となり、新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶にキャストの清水くるみと山崎賢人、熊澤尚人監督が登壇した。
本作は、韓国で女優としても注目されるT-ARAメンバーのヒョミンが日本映画に初出演した話題作。ヒョミンが演じるのは韓国から来た留学生で、恋愛マスターのかなりお節介なジホ。日本の大学で楓(清水)と雄介(山崎)と出会い、2人が幼なじみながら互いの気持ちを素直に伝えられないでいるのを知ると、2人に恋愛指南し、恋を成就できるように導こうとする様子が描かれていく。
「日本と韓国のカルチャーギャップをうまく描けたらいいなと思って本作を作りました」と話す熊澤監督は「清水さん、山崎さんの2人で本当に良かったなと思いました。初めて会って話やお芝居を見たときに、最初から期待して選んだ2人だったので、期待以上に演じてくれたなと思いました」とコメント。「くるみちゃんは日本語でヒョミンにいっぱい話しかけていて、ヒョミンには日本語になれて欲しかったから良かったです」と続けた。
そんな熊澤監督について清水は「怖かったです(笑)。ヒョミンとしゃべりすぎて、怒られてしまいました」と明かすと「でも相談すると真摯にお答えいただき、わかりやすく演出いただきました」と話した。また、ヒョミンについては「最初にお会いしたときは日本語が本当にしゃべれなかったのですが、彼女はすごく努力家で、撮影中は日本語の勉強をしていました。韓国を案内して欲しいと頼んだら『ちょっといろいろ大変です』って言われちゃいました。アイドルですからね」と語った。
また山崎は「熊澤監督は、ちゃんと雄介として僕のことを見ていて、演出してくれました。監督から『楓にもっとビビれ』と言われて、恋愛の演出でも『ビビる』って表現するんだなと驚きました。でもとてもわりやすかったです」と語ると、「劇中に出てくる恋愛映画の『エターナル・サンシャイン』と『シザーハンズ』はもともと見ていましたが、撮影前に全部見ました。特に『きみに読む物語』の最後には鳥肌が立ちました。横断歩道のシーンの撮影は楽しみでしかたなかったです。今まであまり恋愛映画を見なかったんですけど好きになりました。この映画が、見た人の恋愛の背中を押す力を与えられたらいいなと思います」と話していた。
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