「ライ麦畑でつかまえて」を彷彿とさせる傑作青春小説を映画化した『ウォールフラワー』。その公開直前イベントが11月21日に都内試写室で行われ、元モデルのIVAN(アイヴァン)が登場した。
パリコレモデルなどをつとめ活躍していたが、今年9月にテレビ番組でオネエであることを告白し話題を呼んだIVAN。この日は初のイベント出演で「とっても緊張しています。そうは見えないかも知れないけど、心臓バクバクです」と話していた。
本作は、スクールカースト最下位だった少年が、奔放な兄妹に出会ったことで成長していく様子を描いた作品。映画をイメージしたスクールガール風ファッションで登場したIVANは、学生時代は人気者のグループにいたことを明かし、「だから、(主人公の)チャーリーのような子は見えていなかったかも。こういう子たちと当時、友だちになっていたら、今でも長く続いている仲になれたかなって、すごく羨ましかった。こういう仕事をしていると、心に毒になるようなことを言われたりもするから、深く付き合える友だちが1人でもいると心の支えになる」と話していた。
オネエを告白したことについて聞かれると「勇気がいった」と告白。「トランスジェンダー、性同一性障害って言葉にして、メディアで言うのは勇気がいったけれど、言ったことでスッキリしました」と笑顔を浮かべた。
イベントでは“男装姿”の写真パネルも披露し、「かっこいい!」という声に、「カッコイイは褒め言葉じゃないから〜!」と苦笑い。モデルだった頃の自分について「いいスーツ着てたら、自分で言うのもなんですけど“イイ男”なんですよ」と照れ笑い。「それが、カミングアウトしたことで、メイクして外に出られるようになった。私にとってはこちらが普通で、好きなことをしながら仕事ができるようになったので、すごく嬉しい」と話していた。
映画が大好きというIVAN。囲み取材では、大好きな作品として、性転換したロックシンガーの人生を描いた『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を挙げ、「私の原点」と大絶賛。また、好みのタイプは『HK/変態仮面』の鈴木亮平だそうで、「一緒にアメフトの試合を見に行きたい、会いたい!」と目を輝かせた。
さらにライバルをたずねると、最初は「ライバルなんていない。みんなから学びたい」と言っていたが、「もしウエンツ瑛士さんがオネエキャラになったら、ライバルかな〜。面白いし、きれいだし、スタイルいいし、負けちゃうかも」と語った。
映画については「みんなが共感できて、最後には心が温まるような映画。日本人はかなり共感できるポイントがたくさんあると思う。ぜひ劇場で見てほしい」とアピールしていた。
『ウォールフラワー』は11月22日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開される。
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