11月22日に封切られた『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』の公開記念スペシャルトークイベントが、11月23日に109シネマズ木場で行われ、アイドルの枠を超えた激しいパフォーマンスで世界から注目を集めるメタルダンスユニット「BABYMETAL(ベビーメタル)」と、アジアで唯一メタリカ公認のトリビュートバンドとして世界中のメタリカファンに知られる「HATTALLICA(ハッタリカ)」のメンバーが登場した。
・[動画]『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』BABYMETALコラボCM
本作は1983年のアルバムデビュー以来、ロック界に革命を起こし続け、8月に行われた「SUMMER SONIC 2013」でもヘッドライナーをつとめた世界最強のロックバンド・メタリカが仕かけた作品。
この日、登場したBABYMETALとHATTALLICAは、そんなメタリカ本人とSUMMER SONIC 2013で奇跡の邂逅をはたした2組。心からメタリカをリスペクトする彼らが、映画の見どころを語った。
まずはBABYMETALから。SU-METAL(スーメタル)は「3D映像がものすごい大迫力。この映画を見たとき、途中で涙が流れてきて……。我に返って『あれ? どうしたんだろう?』と思ったら、瞬きするのを忘れていたんですよ(笑)。そのくらいメタリカの世界に引き込まれる映画です」とアピール。
YUIMETAL(ユイメタル)は「映画のなかには、私たちがライブでやるパフォーマンスで、メタリカさんにオマージュを捧げている部分がたくさん発見できます。お客さんとメタリカさんの一体感が伝わるところもスゴかった」と語ると、MOAMETAL(モアメタル)は「(ドラマパートが)ちょっと怖かったんです。助けを求めて、隣に座っていたSU-METALを見たら、映画に入り込んでいて相手にしてくれなくて(笑)、YUIMETALとずっと手を握って見ていました」と明かした。
一方のHATTALLICAは、ヴォーカルとギターをつとめるJames Hirofield(ジェームズ・ヒロフィールド)が「メタリカのライブを最前列で見ているような気分になります。僕はビールを持って見ていたんですけど、 映画に夢中で飲むのを忘れてしまって、すっかり温くなってしまいました(笑)」とコメント。
ベースのMinolson Newsted(ミノルソン・ニューステッド)は「メタリカと一緒にライブをしているような気持ちになる映画。メタリカと一緒にプレイしたいという夢を持ってバンドを続けてきたんですが、それがこの映画で叶った気がします」と語り、ギターのKirz Hammett(カーズ・ハメット)は「この映画には、メタリカの全てが詰まっています。メタリカが大好きな人はもちろん、メタリカを知らない人も楽しめます。メタリカを知らなかった人たちも、この映画でメタリカのスゴさを知って、メタリカファミリーに加わってくれたら嬉しいです」と呼びかけていた。
また、このイベントでは、HATTALLICAのメンバーが実際にメタリカの楽曲の一部をデモ演奏しながら、メタリカの音楽的特徴や特性を解説しながらメタリカの魅力を紹介するコーナーもあり、観客も盛り上がりを見せていた。
『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』はポニーキャニオン配給で、全国 3D/IMAX3Dにて上映中。
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