11月16日より公開中の『ジンクス!!!』。この映画の舞台挨拶が11月25日に新宿バルト9で行われ、清水くるみ、山崎賢人、熊澤尚人監督といった日本人キャスト・スタッフに加え、人気K-POPグループ「T-ARA」のメンバーで主人公を演じたヒョミンも登壇。4人が揃った初めての舞台挨拶となった。
本作は、日本と韓国の恋愛文化の違いを織り交ぜながら、切ない恋と国境を越えた友情をコミカルに綴った作品。ヒョミンは韓国から来た留学生で、恋愛マスターのかなりお節介なジホを役を演じており、日本の大学で出会った楓(清水)と雄介(山崎)の2人が幼なじみながら互いの気持ちを素直に伝えられないでいるのを知ると、2人の恋が成就できるように恋愛指南していく様子が描かれていく。
ヒョミンについて熊澤監督は「すごく一所懸命で、結構日本語をしゃべる役なんですが、ホテルに帰っては明日の分のセリフを覚えて現場にやってきていました」とその努力を褒めると、期待通りだったという清水と山崎も含め、「この3人の化学反応はすごく期待していたので、すごく面白いかけ算ができたと思っています。ここにいる3人と一緒に舞台挨拶ができてとても嬉しいです。数日前に台湾でも公開が始まって、これから韓国、シンガポールでも公開の予定があるので、日本で盛り上がってから韓国で公開を迎えられたらなと思います」と語った。
一方、ヒョミンは「(主演映画は)初めてで心配がたくさんありましたが、監督を始めみなさんに楽に撮影に臨めるような雰囲気を作っていただいて、とても楽しく撮影できました」と振り返ると、日韓の恋愛観の違いについては「韓国では100日記念日、200日記念日、300日記念日が全部あります。重要な日です。『割り勘』は韓国ではその日気分がいい人が『今日は私が』ってご馳走する文化があります。それが違います」と話していた。
また、清水は「今日お昼にこの劇場で『ジンクス!!!』見たんです。この映画がみなさんのジンクスになればいいなと思います」とコメント。山崎は「やっとこの4人で舞台挨拶ができて嬉しいです」と述べると、ヒョミンに対し「今日は韓国から来ていただいてありがとうございます。ヒョミンさんと一緒に撮影するのが、毎日楽しかったです。映画の通り、100日記念とか日本にはないですよね」と話し、「この映画がみんなのジンクスになればいいと思います」とアピールしていた。
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