小松菜奈&坂口健太郎『余命10年』22年邦画実写1位! 興収好調の背景に異例の長期撮影あり

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余命10年
(C)2022 映画「余命 10 年」製作委員会

小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務める映画『余命10年』が、公開から5月2日までの60日間で累計観客動員数225万811人を突破し、累計興行収入は28億7090万4580円を記録。2022年公開の邦画実写映画の中で、興行収入No.1となった。

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『余命10年』好調の要因の1つは長期撮影が生み出した色彩鮮やかな映像 

3月4日より全国350スクリーンで公開されている本作。公開から9週目に突入した現在も「余命10年良すぎた」「“また見たい”って初めて思った作品。すべてが素晴らしかった…」「茉莉と和人に出会えて本当に良かった」「人の命と心に真摯に向き合う、実直で深い一人ひとりの感情を体験しました」など感動の声が後を絶たないという。

また「初めて映画館で2回見た映画で、初めて1人で映画館で見た映画です。それくらい大好きな映画です」「この映画に出会えて幸せでした。4回見て4回目が1番泣きました」「8回目行く。見ると優しくなれる本当に素敵な映画」などの声も上がっているように、自分の心の中に残る特別の一本となった鑑賞者も多いようで、だからこそ何度も見たいと思うリピーターも増えている模様。さらに、4月29日のゴールデンウイーク初日にも「#ありがとう余命10年」がトレンド入りを果たすなど、今なおその余韻は広がり続けている。

また、原作者・小坂流加の著書はすでに「余命10年」を含めて105万部を突破。写真集は重版、主題歌「うるうびと」はストリーミング総再生回数約3000万回突破するなど、映画を取り巻くコンテンツもヒットしている。

難病者の恋愛物語は過去に何度も作られている。本作が好調である要因の1つは、約1年という異例の長期撮影を敢行したことにある。劇中にたしかな季節の変化が生まれ、色彩鮮やかな映像に仕上がった。そうして観客を引きつけることに成功した模様だ。

『余命10年』は、小坂流加の同名小説を原作とするラブストーリー。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた茉莉(まつり/小松)。生きることに迷いながらも茉莉と出会い、恋に落ちていく和人(坂口)。彼らの人生が交わるとき、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す…、という物語が展開される。