ポール・ウォーカーが事故死、友人元レーサー運転中のポルシェが木に激突・炎上
『ワイルド・スピード』シリーズ主演で知られるポール・ウォーカーが11月30日午後（現地時間）、ロサンゼルス北部のサンタ・クラリタで自動車事故で亡くなった。享年40。
ポールは自身の主宰するチャリティ団体「Reach Out Worldwide」のイベントに参加していた。「New York Daily News」によると、ポールの友人で元レーサーのロジャー・ロダス氏が運転するポルシェGTは午後3時30分（現地時間）頃、路上でコントロールを失って木に激突。直後に車は火に包まれ、通報を受けて駆けつけた警察によって、ロダス氏と助手席に乗っていたポールの死亡が確認された。
事故発生時、現場にはポールの親友やロダス氏の幼い息子も居合わせ、2人を車から引きずり出そうとしたが、火の回りが早く、救出はかなわなかった。
ポールのTwitterやFacebookの公式アカウントは事故死の事実を認め、「彼は友人の車の助手席に乗っていて、2人とも命を落としました。このニュースに、我々も大きなショックを受け、悲しみにくれています。彼の家族や友人のために祈ってあげてください。お悔やみの送り先などは改めてお知らせします」と掲載している。
ポールは来年公開予定の『ワイルドスピード7』を撮影中だった。今回の悲報が映画に与える影響は計り知れない。2001年のシリーズ第1作から共演してきたヴィン・ディーゼルはインスタグラムにポールと一緒の写真を投稿し、「ブラザー、君がいなくなってとても寂しい。本当に言葉もない」と12年もの付き合いだった共演者の突然の死を悼んでいる。
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