エロティックな黒沢あすか、やんちゃ時代を役に活かせた伊藤英明、そして間宮祥太朗は?…俳優たちの新たな“チャレンジ“に注目集まる!?
映画好きが集うエンタメサイト[ムビコレ]の、先週(5月2日〜5月8日)の人気記事をピックアップして紹介! 先週は、海外挑戦への意欲明かす伊藤英明や難役に挑戦した間宮祥太朗、邦画では珍しいエロティックで謎めいたおばさん主人公を演じた黒沢あすかなど、俳優たちの”チャレンジ”にスポットを当てた記事が注目を集めた。
黒沢あすか、邦画では珍しい“おばさん主人公”に! 理由は日本映画界に蔓延る女性への差別?
黒沢あすかと神尾楓珠がW主演を務める『親密な他人』。本作は、行方不明になった息子の帰りを待ち続けるシングルマザーの女とオレオレ詐欺に加担する謎の青年が、恋人とも親子とも言えない不思議な関係に陥る様子を描いた心理スリラーだ。
「フランス映画ならイザベル・ユペールやジュリエット・ビノシュのように年齢を重ねた女優たちが主演を務める作品はたくさんありますが、日本では若い男女かおじさんばかりが主人公」と語るのは、本作で監督を務めた中村真夕。企画を持っていくと、「気持ち悪いからおばさんのエロは抜いて欲しい」と言われたり、女性が“刺身のつま”のように描かれたりする日本映画の現状にモヤモヤすることが多かったと中村監督は話す。
そんな中、本作はあえて“おばさん”主人公に挑戦している。中村監督だけでなく、主演に抜擢された黒沢にとっても新たなチャレンジとなったであろう本作は、現在全国順次公開中。
・「おばさんのエロは気持ち悪い」に奮起、気鋭監督が“おばさん主人公”の映画を作った理由とは?
間宮祥太朗「進んで下等な人間になります」差別に苦しむ部落民を熱演!
間宮祥太朗主演の映画『破戒』の本予告映像が公開に。
本作は、1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村・不朽の名作を原作とするヒューマンストーリーだ。
主演の間宮が演じるのは、被差別部落出身ということを隠して、地元を離れ、ある小学校の教員として奉職する瀬川丑松。自らの出自に苦悩し、そして最後にはある告白をする難役に気迫の演技で挑んでいる。
公開された予告編では、身分の違いに翻弄されながらも恋に落ちる丑松を、苦悩に顔を歪め大粒の涙をこぼし、気迫溢れる演技で体現する間宮の姿が見られる。感情を隠し、時に剥き出しにして思いを伝える間宮の迫真の演技に注目したい。
・間宮祥太朗「進んで下等な人間になります」差別に苦しむ部落民を熱演! 『破戒』本予告
伊藤英明が語る、海外挑戦への意欲と憧れの渡辺謙との共演への思い
最後に紹介するのは、現在放送中のドラマ『TOKYO VICE』に出演する渡辺謙と伊藤英明のインタビューをまとめたこちらの記事。
90年代の東京を舞台にアメリカVOD大手HBO MaxとWOWOWで共同制作した本作の裏側を、出演した渡辺、伊藤がテンポの良い掛け合いで“暴露”している。
本作の監督は、アメリカ人映画監督のマイケル・マン。伊藤にとっては、海外への挑戦という意味でも、憧れの渡辺との共演という意味でもチャレンジの多い撮影となったとのこと。そんな伊藤を、「昔は週刊誌とかで遊んでる写真ばっかり見てたので(笑)、こいつ、ちょっと……と少し思ってました」と揶揄しながらも、「どんどん海外に出てほしい俳優の1人」だと語る渡辺。
他にも、伊藤の過去を「お前、だって1番ワルかった頃じゃない? 90年代って(笑)」と“バラす”など、渡辺の”爆弾発言”が止まらないインタビュー。ドラマと共に楽しんでみてはいかがだろうか。
・渡辺謙、伊藤英明の“1番ワルかった頃”を暴露!?「毎日六本木で飲んだくれて…」
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