昨年末には紅白歌合戦にも出演するなど相変わらずの人気ぶりを披露している壇蜜が、第37回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞した。
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受賞作は壮絶なトラウマをもつ女性の姿を描いた『甘い鞭』で、壇蜜は、昼と夜でまったく違う顔を持つ女性を演じた。
壇蜜自身は「（演技は）向いていない」と謙遜するが、原作者の大石圭が「壇蜜さんは髪の毛を掴まれて引きずられて、ハイヒールで転んで捻挫して」と証言するほどの熱演ぶり。身も心もすべてをさらけ出した演技で女優としての新境地を切り開いた。
新人俳優賞はほかに、忽那汐里（許されざる者／つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語）、黒木華（舟を編む／草原の椅子）、濱田ここね（おしん）、綾野剛（横道世之介／夏の終り）、菅田将暉（共喰い）、星野源（箱入り息子の恋／地獄でなぜ悪い）、吉岡竜輝（少年H）も受賞した。
『甘い鞭』はDVD＆ブルーレイで2月28日より発売される。
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