モンローのドレスを! キム・カーダシアンの暴挙と過激ダイエットが批判の的
金色がテーマのメットガラで、キムがお騒がせ!
【輝けるセレブたち】毎年5月の恒例といえば、ニューヨークのメトロポリタン美術館で行われるチャリティーイベント「メットガラ」。5月2日(現地時間)に開催され、今年も大きな盛り上がりを見せました。ファッション界においては世界最大級の祭典とされているだけあって、話題となるのは、個性豊かなファッションを身にまとったセレブたちの着こなし。今回は「Gilded Glamour(金色に飾られた魅力)」がテーマであったこともあり、きらびやかな衣装で会場が埋め尽くされました。
・キム・カーダシアンの艶髪の秘密は日本でおなじみのあの食材!
そんななか、最も注目を集めたひとりは、キム・カーダシアン。最近も、姪や恋人の写真を加工して炎上したばかりですが、今回はマリリン・モンローの“伝説的なドレス”の着用と急激なダイエットをしたことで批判が巻き起こっています。
マリリン・モンローの伝説のドレスを借用したものの…
キムが着たのは、1962年にマリリン・モンローがジョン・F・ケネディ大統領の誕生日で「ハッピー・バースデー」を歌っていた際に着ていたドレス。2016年に行われたオークションでリプリーズ・ビリーヴ・オア・ノット博物館が480万ドルという高値で落札し、「世界で最も高額なドレス」としてギネスに認定されているものです。現在の価値で換算すると6億2000万円以上にもなるドレスをキムが博物館から借用し、今回のお披露目となったのですが、当初はサイズが合わずに着れなかったのだとか。
そこで、ドレスを諦めるという選択肢を取らずに、なんと3週間で7キロものダイエットに挑戦。炭水化物と砂糖を一切摂らずに野菜とタンパク質だけの生活を送って減量に見事成功したそうですが、影響力のあるセレブが過激なダイエットをしたことや「メットガラが終わったらピザとドーナツのパーティをする」といった発言に対して、摂食障害を引き起こす可能性があると専門家から指摘されています。
過激ダイエットの時代は終わり、美と健康の両立が大事
その後、キムのトレーナーが「ダイエットの成功は、バランスのいい食事ときちんと運動していたおかげ」とキムを擁護していますが、同じセレブである女優のリリ・ラインハートからも厳しい声が上がっているのだとか。ダイエット方法のみならず、歴史的価値のあるドレスが今回の着用で傷んでしまったのではないかという観点からも批判的な意見が挙がっており、いろんな意味でこの騒動はしばらく尾を引きそうです。
憧れのドレスを着るための努力と強い意志は見習いたいものですが、キムの方法をそのまま真似するのではなく、自分にとって無理なダイエットになっていないかをしっかりと確認し、健康に留意したうえで行うようにしましょう。(文:志村昌美/ライター)
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