年上の彼女とのちょっぴりエッチな同棲生活を爽やかに描いた人気コミックの実写版となる『年上ノ彼女(ヒト)』。この映画が1月18日に公開となり、シネマート六本木で行われた初日舞台挨拶に、志保、高木心平、内野未来、緑友利恵、奥野瑛太、植田中監督が登壇した。
同作は、幼少期のあるイメージがトラウマとなり、生身の女性に恐怖感を抱いている大学2年生の伊藤努(高木心平)が、所属する“児童文化研究会”の新入生歓迎会で、色白で黒髪の美少女・小山内揚羽(志保)と出会うところから始まるストーリー。小柄であどけない容姿の彼女は、実は25歳で年上の新入生。そんな2人がヒョンなことから同棲生活を送ることになる。
小山内揚羽役を演じた志保は「マンガ好きで、マンガ原作映画は厳しい目で見る方なので(笑)、今回プレッシャーがありました。自分自身にとってチャレンジングな役でもあったので、原作ファンの方に認めて頂けると嬉しいです」と述べると、撮影時の思い出については花火のシーンを挙げ、「夏だからみなさん暑いと思うかもしれませんが、実はメチャクチャ寒かった…ヤバかったです」と明かし笑いを誘った。
伊藤努役の高木は「マンガ原作物は何度か演じてますが、今回ほど自分がどう映っているかをイメージできない作品はなかったです」とその苦労を口にすると、撮影時の思い出として「志保ちゃんが白目をむいて寝ていたことかな」と振り返り場内を沸かせた。
内野は「主演のお2人(志保、高木心平)は出演シーンが多いので、撮影が連日で大変だったと思います。私は結構大胆に高木さんに迫る役なので緊張しましたが、撮影現場の楽しい雰囲気にも後押しされ演じ切ることができました」と語り、緑は「今までは、どちらかと言うと真面目でおとなしい役柄が多かったので、今作で“姉御肌でありながら、時にキャラクターが豹変する変わり者”を演じられて楽しかったです」とコメント。
奥野は「連日撮影の主演の2人のいる現場に行くのは、友だちの家に遊びに行く感じで楽しかった」と感想を述べると、「ただ、本編を見て初めて、主演の2人がこんなに絡み合っているとは思っていなかったので、驚きました。スゲエなって(笑)。みなさん、こんなエッチな作品を見に来て頂き、ありがとうございます(笑)」と語った。
また、植田監督は「根強いファンが多い人気コミックが原作ということで、その世界観を映像で表現するのはチャレンジでした。ただ、素晴らしい役者さん、現場スタッフのみなさんに恵まれ、“甘酸っぱさと興奮”が詰まった、ここ最近ありそうでなかった青春ラブコメディ作品になったと思います」と作品をアピールしていた。
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