松居一代が夫婦の秘密を吐露「全てをさらけ出すだけでは、上手くいくとは限りません」

2014.01.22

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巨匠・山田洋次監督が“家族の秘密”を描いた最新作『小さいおうち』のトークイベントが1月21日にスペースFS汐留で行われ、日本一有名な家族・浜口親子（アニマル浜口／父、浜口京子／娘、浜口初枝／母）と、サスペンスドラマの帝王・船越栄一郎の妻でもある女優の松居一代、有名人を両親にもつIMALUの5人が登壇。家族の秘密について語り合った。

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司会から“秘密”についてたずねられた浜口京子は「父に対しての秘密はあります。あの方が素敵とか、気になるとか、そういう恋愛の相談は母にだけして、父にはしていません」と明かし、「前に話をしたら、その方の名刺を食べてしまったので」と苦笑い。

アニマル浜口が「俺がいないときに話をしているんだな」と突っ込み、「俺は京子にリオまで行ってもらいたいんだよ」と希望を語ると、母・初枝が「話すと娘の恋愛を壊しちゃうのは誰？レスリングばっかりやってたら幸せになれないでしょ！」とたしなめ、「一日も早く結婚してね」と母の思いを口に。そんな2人を見ながら娘の京子は「こんな2人なんですけど、家では時々母が父の膝の上にちょこんと座ったりしてるんですよ」と両親の“秘密”を暴露していた。

一方、IMALUは「とっておきの秘密をお話したいんですけど、実は秘密があってもマスコミの方に報道されてしまって、すぐに世間にバレてしまうんですよね。ネット上でのニュースで先に知ってしまったりするので」と超有名人一家ならではの状況を告白。

さらに「父（明石家さんま）が週刊誌に2ヵ月連続で別の女性との写真を撮られてましたけど、それもネット上のニュースで先に知りました。後からそのことについて聞いてみましたけど、色々ごちょごちょ言われて……」と苦笑いしていた。

映画については、「船越には、今日（映画を）見たことは内緒にしたい」と語った松居。その理由を「女性のなかに潜んでいる気持ちを巧みに艶っぽく描いているので、家に戻って元気よくそのことを伝えるのはちょっと違うなと思います」と説明する一方、「男性にこの気持ちを話したくないなと思う反面、この映画を見て学んで欲しいなと思います。この女性（秘密を抱えたヒロイン・時子）のなかに潜んでいる気持ちは、女性は共感してくれる人が多いと思います」とコメント。さらに「夫婦には秘密がありますよ。天国まで持って行こうというものが必ずあります。全てをさらけ出すだけでは、上手くいくとは限りません」と、夫婦の機微について語った。

『小さいおうち』は1月25日より全国公開される。