『ラッシュ/プライドと友情』のジャパンプレミアが1月30日に有楽町マリオンで行われ、来日中のクリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール、ロン・ハワード監督への花束ゲストとして、元フィギュアスケート選手の安藤美姫が登場した。
本作はF1の世界を舞台に、ジェームス・ハントとニキ・ラウダ、タイプの異なる2人の天才レーサーが、互いをライバルとして意識しながらサーキットで、命がけのドライビングを競い合う姿を綴った実話に基づくヒューマンドラマ。
こういうイベント出演は初めてという安藤は「スケート会場とはまったく違う雰囲気なので、ちょっと緊張しています」とコメント。この日はマリオン1Fで、1976年のF1日本グランプリに実際に出走したレーシングカーを挟んで、来日ゲストと一緒にフォトセッションに臨むと、続いてTOHOシネマズ日劇で行われた舞台挨拶にも登壇。白のパンツドレスから黒のロングドレスへと、衣装を着替えての登場となった。
花束を渡し終えた安藤は、ジェームス・ハント役のクリスとニキ・ラウダ役のダニエルというイケメン2人に挟まれ、「すごくカッコイイので照れちゃいます」と照れ笑い。
映画については「私もスポーツの世界でやってきたので、互いに競い合うけど、支え合いもする良いライバル関係というところが描かれていたり、人間味や性格がまったく違う2人の選手だけれども、どちらも間違ってなくて正解という、素晴らしい世界が描かれていて魅了されました」と絶賛した。
また、浅田真央をはじめ、これまでリンクの上で競い合ってきた“ライバル”について聞かれると、「今回はソチ五輪に出場できなかったんですけど、過去2回出場させていただいたときに、トップ選手の1人として同じリンクに立たせていただいたことはすごく誇りに思いますし、今回の五輪ではずっと一緒に戦ってきた日本の選手には、本当に銀盤の舞台で輝いてほしいと思います」とエールを送った。
一方、自由奔放で情熱型のジェームス・ハントと、頭脳派でまじめなニキ・ラウダのどっちがタイプかという質問には、「長く(付き合いを)続けようと思うとニキさんですけど、たぶん私はハントさんの方に行っちゃうと思う(笑)」と話していた。
『ラッシュ/プライドと友情』は2月1日、2日に先行公開され、7日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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