市原隼人主演『劇場版 おいしい給食 卒業』が現在公開中。ムビコレでは、出演者である佐藤大志のインタビューを掲載中だ。
衝撃を受けたのは昔懐かしい“銀色の食器”「ちょっと格好よかったです」
本作は、1980年代のある中学校を舞台に、給食マニアの教師と生徒が、どちらが給食を「おいしく食べるか」をめぐってバトルを繰り広げるコメディ『おいしい給食』の映画版第2弾。ドラマのシーズン2で市原が演じる数学教師・甘利田幸男は転勤先の黍名子中学校でも給食に情熱を注いでいたが、そこに前任校で最強のライバルだった神野ゴウが転校してくる…。
ドラマのシーズン1からゴウを演じてきた佐藤。佐藤は「シーズン1の時はたぶん、子どもらしくてかわいらしいだけのゴウだったと思うんですけど、2は少し大人っぽくなって、いろいろ気持ちが考えられるゴウなのかな、と思いました」とゴウの成長を分析する。
一方で、シーズン1の頃は食べるところを見られるのが恥ずかしかったという佐藤だが、「今も……恥ずかしいといえば恥ずかしいんですけど、全然前よりは慣れてきたかな」と自身の成長についてもこう話した。
本作の時代設定は1986年。2006年生まれの佐藤が作中で最もカルチャーショックを受けたのは、給食の「銀色の食器」だという。「今はガラスとか陶器とか、普通の家にあるような食器です」と話す佐藤にとって、昔懐かしい食器は「全部銀色って、ちょっと格好よかったです(笑)」とかえって新鮮に感じられたようだ。
主演の市原は事務所の先輩でもあり、佐藤も思わず「甘利田先生」と呼んでしまうほど、本当の先生と生徒のような間柄の2人。そんな市原について佐藤は「やっぱり市原さんは表現力がすごくて、毎回段取りで形を決めてくんですけど、毎回予想外な動きをされるので、すごいな……と思いながら、近くで見てます」と印象を語る。
画面越しでもすごい迫力の、市原のアクロバティックな演技。「さすがに表現力がすごすぎるので、『どうしよう……』みたいな時も(笑)」と、圧倒されることもあったというが、監督と相談しながら自分なりのゴウを演じ切った。
ドラマのシーズン1では13歳だった佐藤も、今年の4月には高校生に。「高校生になって、新しい友達もできるので、新しい友だちとも遊びつつ、お芝居のお仕事とかも並行して両立できたらいいなと思っています」と、高校生活の目標を話した佐藤。ますます大人になっていく佐藤の今後を楽しみにしたい。佐藤大志のインタビュー全文はこちらから!
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