『ベイビー・ブローカー』、『PLAN 75』、『エルヴィス』…カンヌ映画祭を感動と衝撃で沸かせた注目の3本
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第75回カンヌ国際映画祭がついに閉幕。先週は、上映作品のうち是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』、早川千絵監督の『PLAN 75』、バズ・ラーマン監督『エルヴィス』が特に注目を集めた。
ソン・ガンホは最優秀男優賞、是枝監督はエキュメニカル審査員賞を受賞!
注目作の一つであった是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』。
“赤ちゃんポスト”をきっかけに出会った赤ん坊の母親とベイビー・ブローカーの男たち、そして彼らを現行犯逮捕しようと追いかける2人の刑事―。彼らの一風変わった旅路を描く本作はカンヌ国際映画祭で高い評価を受け、ソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞。さらに、是枝監督は独立賞の1つであるエキュメニカル審査員賞を受賞した。なお、昨年のエキュメニカル審査員賞の受賞作は濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』。
6月24日より全国公開される本作は、ソン・ガンホの演技に注目して楽しみたい。
・赤ちゃんポストの子を盗むも買い手がつかず!? 「可愛くない」と拒まれたり、値切られたり
早川監督がカメラドール特別賞を受賞した『PLAN 75』
「ある視点」部門で上映された日本の早川千絵監督の『PLAN 75』は、75歳以上に生死の選択肢を与えるという内容で観客に衝撃を与えた。
上映後、「The Hollywood Reporter」誌は「カンヌの隠れた名品(Cannes Hidden Gem」、「New York Magazine」電子版でポップカルチャーを扱う「Vulture」は「早川千絵の心揺さぶるディストピア物語『PLAN 75』は新進気鋭の脚本家/監督の登場を告げるものだ」とメディアからも高い評価を得て、早川監督は新人監督賞にあたるカメラドールのスペシャル・メンション(特別賞)を受賞。
カンヌを揺さぶった衝撃の内容は劇場で確かめたい。『PLAN 75』は6月17日より公開される。
・75歳以上に“死の選択肢” 衝撃テーマの日本映画『PLAN 75』がカンヌ映画祭を揺さぶる
12分間にも及ぶスタンディングオベーション! 圧巻のパフォーマンスに会場が熱狂した『エルヴィス』
先日、カンヌ国際映画祭でワールドプレミアとして世界初上映された本作。
斬新な音楽とダンスで世界中を熱狂させ音楽界に衝撃を与えた大スター、エルヴィス・プレスリーの型破りな生き様を圧巻のパフォーマンスと共に描く。
人気絶頂で謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリーを約3年かけて研究したという主演オースティン・バトラーのパフォーマンスに、カンヌの会場も熱狂。12分間に及ぶスタンディングオベーションが沸き起こった。
今回は、プレスリーの孫でもあるライリー・キーオがカメラドールを受賞。不思議な偶然を感じてしまう。
『エルヴィス』は7月1日より劇場公開。カンヌで大きな歓声を湧き起こした本作に期待しよう。
・あの下品なダンスをやめさせろ 女性を興奮させ、保守派を激怒させた伝説的スーパースターの死の謎に迫る
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