鬼才のイ・スンウォンが監督を務める新作の韓国映画『三姉妹』より、第2弾ビジュアルが解禁された。
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本作は、『オアシス』(02年)での演技が日本でも今なお語り継がれるムン・ソリが、脚本に惚れ込み主演を務めるとともに、共同プロデューサーも買って出た、現代を生きる三姉妹の烈しくもあたたかい人間ドラマ。同じソウルに暮らしながらも、それぞれに問題を抱え、日々の生活に追われて疎遠になりがちな三姉妹が、久しぶりに年老いた父の誕生日会に集まった。その席上で彼女たちは蓋をしていた幼い頃からの心の傷に、真正面から向き合うことになる…、というストーリーが展開される。韓国で主要映画賞10冠を達成している。
ムン・ソリが次女ミヨンを演じ、長女ヒスクは、Netflixドラマ『愛の不時着』で北朝鮮の人民班長役を演じ日本でも一躍人気となった、名バイプレイヤーのキム・ソニョンが、三女ミオクには、トップモデルとして第一線で活躍し、『ベテラン』(15年)で映画デビューを果たしたチャン・ユンジュ。
解禁された第2弾ビジュアルでは、真っ青な海と白い砂浜のコントラストが美しい浜辺で、三姉妹の三人が物憂げな表情で振り返る立ち姿が印象的な写真に、イ・チャンドン監督のコメント「非凡な映画。何を想像しても、それ以上。」が挿入されたものとなっている。
本作に関して、日本の著名人からもコメントが到着。映画監督の西川美和は「この胃の痛むような切迫感と、目の離せない面白さは、向田邦子の『阿修羅のごとく』のごとくか。苛烈、厄介、でも痛快」と評価し、作家・山内マリコは「目をそむけたいほどヒリヒリ痛いのに、クスクス笑いが止まらないのは、まぎれもなく監督と演者のセンスと力量」と話す。またタレントのYOUさんからは「強く必要としているものが 愛そのものであるのだから たまらないのだ。それぞれが強く欲することは 本当はもっと温かいはずだと信じ込んでいるからたまらないのだ」とコメントしている。
『三姉妹』は6月17日より全国順次公開。
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