3月14日より封切りとなり、週末3日間の興行成績が約9億5000万円の大ヒットスタートとなった『アナと雪の女王』。この映画の大ヒット記念イベントが、3月20日にTOHOシネマズ 日本橋で行われ、日本語吹き替え版でアナ役を演じた神田沙也加、エルサ役の松たか子、オラフ役のピエール瀧と、日本語版主題歌のエンドソングを歌うMay J.が登壇した。
・このイベント(『アナと雪の女王』大ヒット記念)、その他の写真
神田は「大ヒットということで、本当に胸をなで下ろす気持ちでおります。たくさんのみなさまが、すでに『アナと雪の女王』を見てくださったのかなと思うと、嬉しい気持ちでいっぱいです」と挨拶。松は「公開になって、すごい反響をいろんな方にいただいて、素敵な仕事にめぐり会えたなと、とても嬉しく思っています」と語った。
この日は4人がくす玉を割り、垂れ幕に書かれた質問にそれぞれが答えるという演出も。
「3つの歌で届けた想い!!」と垂れ幕に書かれたMay J.は、主題歌“Let it go”には「劇中でエルサ(松たか子)が歌うミュージカル調にアレンジされた曲」「エンドソングで自身が歌う、劇中歌とは違ったちょっとポップにアレンジされた曲」「このエンドソングを違ったバージョンにアレンジした、自身が歌う曲」の3バージョンあることを明かすと、「ぜひみなさんも、この3バージョンを、違った感じで楽しんでいただけたら」とアピール。
「歌で新境地!?」と書かれた垂れ幕に、「歌手、でいらっしゃいますよね?」と聞かれた瀧は「そうですね」と頷きつつ、「今、失笑が漏れていますけど、一応電気グルーヴというバンドをやっていまして、今年25周年でございます」と回答。松らを驚かせると、「最初、お話をもらったときも、『瀧さん、楽譜は読めますか?』と聞かれ、『もちろん、読めません』と答えた。映画館で恥をかかないレベルまで持って行くのは、なかなか大変でした(笑)」と答えた。
一方、垂れ幕に「世界が認めた歌声!!」と記されていたのは松。実はYouTubeなどで現在、松も含めた25ヵ国の吹き替え担当女優がこの“Let it go”を歌う映像が流され、世界中から反響を呼んでいるのだが、「なかでも松さんの評判が高いそうですが」と司会に聞かれると、「私もその映像を見て、アジア人はアジア人特有の声だなとか、いろんな発見がありました。私の声も含めてエルサの声を楽しんでもらえているのだとしたら、とても嬉しく思ってます」と謙遜気味に話した。
また、「生歌で監督号泣!!」と書かれていた神田は、「来日記者会見のときにサプライズでアナが歌う『For The First Time In Forever(フォー・ザ・ファースト・タイム・イン・フォーエバー)』という曲を歌わせていただいたら、2人いる監督の1人、ジェニファー・リー監督が涙してくださって、私の方が感動してしまった。本当にもったいないような言葉をたくさんいただき、私にとっては一生忘れられない日になっています」と振り返っていた。
最後は映画にからめ、氷で作った樽が登場し鏡開きを行い、イベントは終了した。
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