スタローンとデ・ニーロが揃って記者会見するも記者からは失礼な質問が相次ぐ!
シルヴェスター・スタローンとロバート・デ・ニーロ。トップスターとして映画界に君臨し続ける2人が揃って記者会見に登場した。
会見は、なんと彼らの「人生最後」のボクシングマッチ開催を発表するもの。かつてスタローンは『ロッキー』で、デ・ニーロは『レイジング・ブル』で勇姿を見せたが、それも遙か昔のこと。合わせて137歳となる2人の無謀な挑戦に、記者からは小バカにしたような質問が相次いだ。
白けきった会場で元気なのは、なんとか場を盛り上げようと苦慮するプロモーターのダンテ・スレート Jr.だけ。入場したデ・ニーロは、まばら過ぎる記者席を見回し「ガラ空きだ」とつぶやいた。
記者からは「(出場する)階級は何?“後期高齢者”階級?」とからかいを込めた質問が。続いて「体力に自信が?」と聞かれたスタローンは、すっかり贅肉のついたデ・ニーロを横目で見ながら「皮下脂肪では負けるよ」と老いてなお精悍な肉体を強調した。
「体調管理は? 2人とも過激な運動が危険な年齢だ」という問いにプロモーターが「必要な健康診断を受けさせる」と応じると、「不合格だったら?」と失礼なツッコミも。これにデ・ニーロが「毎日アルコールで消毒しているから心配ない。ジョニー・ウォーカー、ジャックダニエル……」とジョークで応じたが、記者席からは醒めた笑いが起こるばかり。
追い打ちをかけるように「リングに上がるのは老人虐待になるのでは?」との質問が投げかけられると、プロモーダーは「無礼な発言だ。敬意を払え」と怒りを露わにした。
──じつはこれは2人が夢のW主演を果たした『リベンジ・マッチ』のワンシーン。同作は、若き日に花形ボクサーとして実力を競い合っていた2人が、現役時代に果たせなかった最終決着を着けるために、人生最後のガチバトルを繰り広げる様子を描いた作品だ。
本作への出演についてスタローンは「『ロッキー』のパロディっぽくなる可能性もあった」とオファー当時の不安を吐露。だが、「ボビー(ロバート・デ・ニーロ)から電話がきたんだよ。『僕らが共演するなんて、二度とない一大イベントだよ』って。それで出演を決めたんだ」と、出演を決意した理由を語っている。
『リベンジ・マッチ』は4月4日より公開される。
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